おみくじ裏書き 2018
今年、故郷の小さな八幡宮でひいたおみくじは久しぶりの大吉だったのだが、それ自体も有難いことながら、ここ数年は、裏書きの「神の教え」に注目してふわふわ心の中で転がすのが、マイブームである。
例えば去年、2017年は、妊娠中につき東京で過ごしていて、近所の八幡様で初御籤で、「地上に平和の高天原(たかまがはら)を現すべく世界作り固めのお役目大事と働く事」と言われたのであった。
この高天原という言葉、調べてみてつまりは一種の桃源郷と解釈したのだが、その言葉は去年一年を通して心にあり、ことあるごとに、自分が顕すべき高天原って何かしらと考えて過ごした。
思いついたのは、なによりも、まずは生まれたばかりのあーちゃんと、まだ1人では生きられない小さなヨーヨーのための世界作り固め、つまりは子育てのことだった。
ついでに旦那との関係。ついでと言うと悪いけど、赤ちゃんにしてみれば母=世界だったりするのでレベルが違うのはやむをえない。むしろ、その大きい人との関係は、小さい人たちのパラディソ・ファンダメンタルズとして捉え直すことが多かった。
更には、人の心と向かい合うことも仕事に加えたことで、自分はそこで関わる人に高天原をもたらせると思い上がるようなことはできないけれど、その人が本来、自らの中に持っている光を見つけるための一助でありたいと願って生きるようになった。そしてそれは今年も引き続き精進し磨くべきテーマとして、新たな勉強の計画も立てている。
というところで、御神籤、裏書き2018年!
今年の裏書きは「平和な住みよい世界を作る様に、神に仕うる天津勤め(あまつつとめ)、社会に尽くす国津勤め(くにつつとめ)を果たすのが神の道」ときた。
寸感としては、去年、高天原造りとして心にとめてきた天津勤めに加えて、国津勤め、つまり社会の仕事もがんばるべしと言われた気がした。
はい、待ってたよ!
わたしはよくパワフルだと言われるけれど、根明でせっかちで楽観的だから一見そうなだけで、実は、エネルギー量が多い個性ではないという自覚がある。本来は運動嫌いだし、スタミナないし、課題が身に余るとすぐに力を抜く。回転数は早いが重量に欠ける。
妊娠出産ブログの「虎穴」シリーズにも書いたが、5年ほど前に子供がほしいって思い立ってから自分的にはずーっとしんどい時期で、去年2度目の出産を終えるまで、そしてそのあーちゃんが乳離れするまでの今もってしばらくは、そちらになけなしのエネルギーを取られ、本来の速度が全く出ない感じとつきあってきた。
でも、ものの例えとして身を削る出産(物理的には肥えたが)はこれでお役ごめんだから、いよいよ今年は春先から外向きエンジンかけていくぞと思っていたところに、ぴったりのご神託が来たよ!
とはいっても、人生80年としたらすでに後半戦に足を踏み入れたこの身に、これからの「お勤め」においては、速度を落としても重量を加えていきたい(物理的には痩せたいが。くどくてごめん)から、これからの自分は以前とはまた違う姿勢で社会とかかわっていくのだと思うけれど。
がんばるよ!
そしてここまで書いて、裏書きを読み返してみたら、その5行あまりの内容に「真理(まこと)」「真善美(まこと)」等と読みがなをふられた「まこと」が6回も出現しているのに、自分が引用したパートにそれが含まれていないことに気が付いた。例えば「けがれなき誠(まこと)の心を以て…」っていう具合。ぬぬ、これも何かのヒントかな!?