あーちゃんが、3ヶ月を迎えた。
最初の1ヶ月、新生児期は想定外の入院のために、辛かった印象だけを残して飛び去ってしまった。
退院してからも、ガチムチだったヨーヨーと比べると細長くて儚げで目が離せなかったけれど、ようやく胃捻転が治ってきたのか、ここ一週間ほどで、急に吐くことが減ってきた。赤ちゃんらしく手足も太くなり、ほっぺもプクプクしてきた。
それまでは、飲んだあと30分ほどは縦に抱っこしていなければ喉を詰まらせてしまう、それでもすぐ吐くから授乳間隔をあけられない、だから四六時中抱っこしていなければならなかった。
授乳後1時間以上たってからでも、突然苦しがって泣いて吐き戻したりするから、多めに揃えた短肌着の洗濯も追いつかなかったり。
退院時に「今後は望むだけ抱っこして、泣かせないぞ!」とした誓いなんて、さほど強靭ではないわたしの体力と精神力の限界にあたって早々に砕け散り、現実は、バウンサーで泣かせっぱなしにしてしまうことがたくさんあった。
でも、胃捻転さえなくなれば、あーちゃんは、よく笑い、よくおしゃべりして、よく眠る、ご機嫌な赤ちゃんだ。
同伴して外出することもぽつぽつと増え始めたが、吐き気さえなければ、概ね静かに寝ているかニコニコしているため、泣き虫・抱っこ虫だったヨーヨーとは比較にならないほど、楽。
それで、いましばし、自分に目を向けてみたら、なんとまあ、
顔が疲れてる。肌がくすんでいる。目がかすんでいる。(老眼!?)
髪はボサボサ。腹はブニブニ。足はガサガサ。
服はヨレヨレ。靴はクタクタ。パンツは980円。
こりゃいかん!
10月は自分磨き月間にしよう。
......という心の余裕が出てきたのは、
やはり、あーちゃんが順調に太ってきてくれたから。
ヨーヨーが日々お兄ちゃんらしい成長を見せてくれているから。
父ちゃんも、忙しい中でも思いやってくれるから。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
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