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小さい人たちのことば

あーちゃん(0歳6ヶ月)、最近お座りができるようになったと同時に、おしゃべりも増えてきた。この時期の赤ちゃんって、本当に、バブーって言うんだよね。バブゥって。

このバブーがツボである。いかにも、「そう言いたいわけじゃなく、何か主張したい思いがこみあげてきたのに息の使い方や口の動かし方がよくわかんない結果そういう音になっちゃったよぅ」って感じで。なんてかわいいんだ。

バブー、赤ちゃん言葉の代表選手に選ばれるだけのことはある。

そして、ヨーヨー(3歳半)、こちらのおしゃべりもずいぶんと進化してきた。最近のブームは「どうして?」で、いろいろな新しい経験について理由や因果関係を知りたがる。知りたがり屋さんである。

また、時には2歳くらいに経験した過去の出来事をしっかり覚えていて遡って矛盾を質問してきたり、当時そんな風に考えていたのか!ということが言葉が追い付いてきて発覚したりということが続き、幼子の記憶や知恵って侮れない、ちゃんと向かい合ってあげなきゃなあって思うことが増えてきた。

とはいえ、発音の面ではまだ舌っ足らずで、最近は

やねぐらべわ (屋根裏部屋)
ほるすくわーげん (フォルクスワーゲン)
せっさくつくったのに! (折角作ったのに!)
しくしょー (チクショウ)

なんてあたりが、なかなか正しく言えなくてかわいい。(ちなみに、親がチクショウという言葉を常用しているわけではないのだが、テレビでみた言葉なんかも、面白かったら一発で覚えてしまうのである。変なこと言えないなあ。)

また、接していて思うのは、3歳児の言語の理解というのは、言葉をありのままにとらえる潜在意識の動きそのものなのである。だから、潜在意識との対話のコツを学んでいることが役に立つなと思うことが多い。

簡単に言うと、続けざまに言葉を浴びせるのではなく、1度に1つのことを言う・聞く、怒るときでもなるべく否定形ではなく肯定の言葉を使って道理を説く、「うん」「はい」という彼の納得を確認して次に進む、など。を、できる範囲で心掛けている。

2018年も、いよいよ明日から仕事始め。彼らはデイケア始め。

走り始めると不器用な自分はまたすぐ余裕がなくなることは目に見えているが、それでも、忙しさにかまけることなく、こんなにかわいい時期はもう戻らないということを心しながら、仕事に戻りたいと思う。

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