見出し画像

インターステラー

このところ(何年も)子供たちを21時前に寝かせつけるときに自分も一緒に寝て、深夜に目覚めて数時間作業してから明け方前にまた寝るという分断睡眠にはまっていた。

しかし、一説によると22時から2時は体が睡眠の恩恵を最大限に受け取るゴールデンタイムで、そこで質の良い睡眠を取ることが大事だというので、ここ数日は、深夜に習慣的に目がさめてしまっても、そこで敢えて寝続けることを頑張ってみた。しかし意識の方はギンギンに覚醒しているので、目を閉じたままでも思考だけがとりとめもなく走りだしてしまう日もある。

昨夜はSpace X社のスターリンク衛星について、妄想が広がった。

知ってた?来年2020年の半ばまでに12,000機の衛星が打ち上げられる。制空権の届かない高度だけど他の衛星よりも低く、目視できるような距離に。

その数はこの瞬間に地球上を飛んでいる大型飛行機数に近い。そしてその飛行機というのはおよそ13,000〜16,000機で近い数字なんだけど、フライトレーダーでその密度が視覚的につかめるのを見たことあって、凄いウジャウジャなイメージ。

Spece Xは民間企業。スターリンクの打ち上げについては米国の認可を受けて、常時接続の実現を売りにするということだが、これは公開されている以上に軍事的な何かと親和性が良さそう。あの大統領が率いる国の。常時接続とか惑星間通信ってほんとに必要なんだろうか。

このプロジェクトに対しては天文学者くらいしか文句を言っていないらしいが、いかにも政治的な喧嘩をしたら負けそうな連中だよね…。

スターリンクは将来的に42,000機に拡張する可能性もあるらしい。Wikiも書いてるが、天災か風化かでそれらが地上に降り注いでも(一斉にではなく一つ落ちても大変だ)、Space Xは責任取る気はないし取れなしに違いない。ちなみに、大型機の墜落事故は毎年2〜3件は起きている。

最近の異常気象をみるに、人間が地球に住めなくなる日も遠くない感じもするので、本当にイーロン・マスクが救世主として人類の歴史に名を刻むことになるのだろうか。あるいは地球環境を悪化させた傲慢なサイコってことになるか。TEDでは火星移住を見据えて「意識は希少です!」とぶっこいてたが。どっちにしても、嫌な予感しかしない。

とかって考えてたらゴールデンタイムどころではなくなってしまった。目を閉じてとっぴな妄想広げているという点では、夢を見ていたといえなくもないが、それにしても悪夢。

そもそもスターリンク衛星のことは、そもそもは屋久島の案内人が、満月の夜にキラキラ虹色に光る銀河鉄道みたいなものを見て、でもUFOとかではなく人間が作ったものっぽいと感じて(UFOはもっとこわいかんじがするものだそうで)、後で調べたらスターリンクの打ち上げの瞬間だったと分かったということを話してくれたときから気になっていたのだ。

肉眼で見えると「あっ、あれはなんだ」となってもっと話題にもなるだろうけれども、都会では人がみな夜空を見上げることがなくなってしまった。通信技術の進化は電気の発明にも匹敵する凄い技術の進展といえるのかもしれない。しかし、われわれ都会人は、エジソンの発明によって夜に対して盲目になって久しいともいえる。

しばらくほったらかしていたら潜在意識の中で言語が発酵して、真夜中に吹き出した。夜中にブログが捗るのはゴールデンタイムの脳の動きと関係あるのかも。これもある種の不眠症なのではないかと思うけど、。教えて、脳科学の人…!

いいなと思ったら応援しよう!