DoorDashが手数料に段階制を導入
本日はこちらの記事について、考察したことを書いていきたいと思います。
テーマは「フードデリバリー」です。
・なぜ段階制を導入するのか
サードパーティーフードデリバリーサービス(以下、サードパーティー)をレストランが利用する際の難点に、手数料問題が挙げられています。
これは、レストランがサードパーティーのサービスを使用した際に発生する手数料が高い、という問題点です。
今回のDoorDashの手数料段階性はこの問題への対策として生み出されたものでしょう
・具体的なプラン
Basic(15%)、Plus(25%)、Premier(30%)という3つのプランがあります。
()の中が手数料の違いを表しており、手数料が高いほどよりよいサービスを受けられるようになっています。
ただ、手数料額が低くとも自社の特徴に合わせてプランを導入できるので、レストラン側にとって選択肢が増えることは好ましいことのように思えます。
デリバリーを中心営業にしたいからPremierにする、というやり方もあれば、デリバリーで少しでも売上を作れればいいからBasic、という考え方もあるでしょう。
1月になる点としては、Basicプランの「This plan shifts a higher portion of the delivery cost to the customer」という部分です。
これはつまり、これまでレストランが負担していた手数料を注文するお客さんに負担してもらうという内容だと受け取れるのですが、果たしてBasicプランを利用する人は多くなるのでしょうか。レストランにとっては有益ですが、利用者からすれば手数料が高いレストランの料理を注文するかどうかには疑問が残ります。
単純にお客さんからみたらBasicプランより、Plus or Premierプランを利用しているレストランの商品の方が料金が安いわけですから。
・ECシステムの構築は無料
私はレストランにとって、WebサイトをEC可能にするには労力も費用もかかるため、その点は大きなネックになると考えています。(すみません、データが見つかりませんでした。。)
ただ、DoorDash StorefrontというDoorDashが提供する製品は、導入までの手数料がかからないそうです。
ネックポイントの課題解決方法を無料で提供し、後ほどキャッシュポイントを作るというやりかたでしょうか。