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イベントに携わる者として

どうも、ウクモリ ヒロオです。

今日は大阪からスタートし、神戸にたどり着く・・・そんな予定で1日を過ごしす予定です。移動距離は少なめですが、久々に会う方もいて、濃厚な1日になりそうな予感。今からとても楽しみにしています。

ところで私は今、来年に向けて様々なイベントの企画を考えています。今年一年を振り返っても、葛飾区さんからオファーをいただいた町工場見本市や、町工場プロダクツの浜松でのイベントなど、様々なイベントに協力させていただきました。2015年頃からイベントの企画運営に携わらせていただく機会が増えてきましたが、ここ最近は1年中何かしらのイベントに関わらせていただく機会に恵まれるようになりました。ありがたいことに、手弁当でというケースがほぼ無くなったため、よりしっかりと協力させていただけるようにも。

そんな私が最近感じるのは、イベントを企画する上では自らがどれだけプログラムを熟成させられるかどうかが大切だということです。私はある意味で日々、あまりカタチにこだわらず、流れを考えながら、臨機応変に対応するというスタイルを大切にしています。ただ、流れを感じながら・・・というのは、イベント直前まで変化することなので、当日になってアレンジを加えることも。イベントの完成度を高めるためには、こういった「即興力」がとても重要なスキルだともいえます。

実はそうは言いつつも、私はイベント直前までかなり綿密にイベントの進行を具体化することに注力しています。Googleのスプレッドシートを活用して、関係者との共有も怠らずに対応しています。自己満足かもしれませんが、私の香盤表(進行表)はかなり細かいです(笑)

今、私は片腕部長から教わった「段取八分」という言葉の大切さに気付きはじめています。

私の周りでは、日々様々なイベントが開催されています。参加させていただくイベントも多い中、大変恐縮ですがイベントによっては参加してみて不完全燃焼になるケースがあります。しかも、何気に少なくありません。こんなことを言いつつも、私自身も悔しい想いをするケースは多々あるので、だからこそ言える言葉だと感じていただければと思います。偉そうなことは言えませんし(笑)

で、なぜそんなことを思うようになったかと言えば、イベントが成功するか否かは、主催者自らが「どこまでイベントを可視化、言語化出来ているか」だと気付いたからです。別の言い方をすれば、主催者が参加者からアイデアを募るパターンは、ほぼほぼ成功しない・・・そんなケースを今年に限らず、数多く見てきました。もっと別の言い方をすれば、「どんなイベントが盛り上がると思いますか?」という他力本願なやり方は、絶対に成立しないなと。他人を巻き込むのは良いのですが、そもそもの軸は企画する人自身なので。

同時に「ゴールの先で始まること」も想定しておく必要があるように感じています。私の場合は、企画を考え始めた当初から次を見据えてプランニングするようにしています。今年開催した浜松のイベントの事例でいえば、来年は参加者の皆さんが具体的な事例創出につながるようなイベントに仕上げたいと考えています。そこまでやるのは、でないと共存共栄につながらないからです。最近はそんな風にイベントを組み立てているので、未だに「イベントがやることがゴール」だと思っている人が多いことは、ちょっと気になります。共存共栄の「共栄」を考えたら、やりっ放しって絶対にNGだと・・・(苦笑)

私はここ数年、写真の撮影イベントのように、大手企業の方々と一緒に企画を考える機会に恵まれています。大手企業の凄味は、ゴールが設定されていること。だからこそ、複数年でどのような成長を遂げるのかを示す必要があります。そんな環境で数年間鍛えられたからこそ、先述のような考えに至りました。

今、コロナ明けもあって、もの凄い数のイベントが開催されています。私が企画するイベントも、他のイベントとバッティングすることが多くなりました。ただ、写真のイベントについて語れば、そこそこの集客力があり、何よりもリピーターが増えている・・・完璧とは言えませんが、実はほぼ狙い通りのストーリーが描けています。写真のイベント自体、すでに将来的なゴールも示されているので、今の状況はありがたい限りです。

様々な変化に対応してきたら、こんなことを考えられるようになりました。正直なところ、2017年に東京ビッグサイトで開催された国際ロボット展で、ホールをほぼほぼ1つ使ってイベントを開催させていただいた時は、無我夢中だったのですが、2022年の同じイベントは、1万人以上の来場者があっただけでなく、終了後の関係性まで考えられるようになっていました。だからこそ、語れることがあります。

私は今、参加者数には全くこだわらなくなりました。それ以上に次に何が起こるのかを気にしています。そして、来年も様々なイベントでチャレンジしたいと思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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