
腰を据えて取り組むことの大切さ
どうも、ウクモリ ヒロオです。
先日、ある経営者の方と話をしていて、腰を据えて取り組むことがいかに大切かについて盛り上がりました。以前のnoteで、3年で結果を求めることの無意味さについて語ったことがありますが、あの時の思いは今まで以上に強くなっています。
私の会社の変化を振り返れば、想像以上にいばらの道を歩むタフな状況が続いたことを思い出します。別の言い方をすれば、何が正しいのかを追い求め続けた14年間だったとも言えます。松山工業という会社に入り、ご縁を育みながら正道を歩む姿勢を貫いた結果、ありがたいことに様々な成果が出るようになりました。
私自身は、経営者としての職務を全うする一方で、自社の新需要創出をひとり注力し、10年かかりましたが成果が出るように。周囲の理解も得られず、なかなか成果が出ず・・・悩み苦しんだ時期が続きました。さまざまな変化が起こる中で、自らの性格を正しつつ、とにかく腰を据えて取り組み、まだ道半ばであるものの少しずつ結果が出てくるように。
最近は、社員も既存のお客様とのご縁を深めるために行動し続け、ご評価をいただけるようになってきました。社内で「正道を歩む」という言葉を伝え続けたからこそ、最近は何か問題があった時は社内外で状況を正しく伝える・・・他では当たり前かもしれませんが、ようやく皆が同じ方向を見て行動するようになれました。
進むべき方向が分かってきたので、既存のお客様との関係においては、私の関与すべき領域が減りました。経営者でないとジャッジ出来ないこと以外は、皆がしっかりと対応してくれるので大変助かっています。働く環境を変え、明らかにモチベーションが上がった結果、社員の主体性が増し、収益も上がる・・・本当に理想的な状況になりつつあるので、嬉しくてたまりません。
先日のnoteでも書いた通り、私の会社ではここ数年、経営計画などは作っていません。今期の売上計画も、社員が自ら考えて策定しました。私はただ、「お客様のお役に立つために出来ること」「ご縁を大切にする」「正道を歩む」という基本となる3つの言葉を発するだけ。
今はそれでいいんです。
腰を据えて取り組んだ結果、私の会社は明らかに上昇気流に乗れるようになりました。当然ながらノートラブルなハズはありません。ただ、トラブルが発生したとしても誠心誠意取り組み、お客様の信頼感が上がり、そして収益が上がる・・・そんな潮流が出来ているのであれば、今はそれでいいんじゃないかと思うんです。
今日、お客様の環境物質調査に関する監査がありました。残念ながら今日の結果はあまり芳しくないものでしたが、これから指摘事項をどんどん是正しけばいいんだ・・・そんなポジティブな声が聞こえました。限られた期間での是正が要求されているようですが、既にみなやる気満々です。
正道を歩んだ結果が、今につながっています。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!