フライヤーコレクターへの道⑭
どうも、ウクモリ ヒロオです。
今日は花粉の量が少ないのか、少しだけ目の周りが楽なような気がします。
皆さんはいかがだったでしょうか?
花粉の影響がこれ以上ひどくならないといいなぁ・・・と思いつつ、明日を迎えたいと思います。
「遥かな時代の階段を The Stairway to the Distant Past」
私立探偵 濱マイクの劇場二作目です。
以前、最新作の「BOLT」を紹介しましたが、こちらは林海象監督の魅力に魅せられた最初の作品です。
一作目の「我が人生最悪の時 THE MOST TERRIBLE TIME IN MY LIFE」もとても好きな作品ではあるのですが、私は二作目の方が好きです。
その理由は描写の美しさです。
当時の黄金町というどちらかといえば、少し危険な香りがする街だったにもかかわらず、色彩の美しさすら感じるシーンが多かったのが印象に残っています。
のちにDVDを購入してからも何度も見返している作品。是非ともリマスター化してほしいなと思っています。
ちなみに今、黄金町は当時の面影が徐々に薄れ、マイクが探偵事務所に使っていた横浜日劇もありません。
おそらく今、写真を撮りに行っても当時を再現することは出来ないかな・・・そんなことを思います。
絶妙なストーリーとキャスティング
2作目は、横浜の闇の世界を支配しているといわれる伝説の人物「白い男」を軸に、かなりダークな一面が描かれています。
濱マイクの母親が突然、黄金町に舞い戻ったことから始まる人間関係の交差し合う展開が絶妙で、エンディングで感じる儚さとのコントラストが見事でした。
何気に途中から今回の軸となる人間関係が分かってしまうのですが、後半からの熱気溢れる映像は、そんなことはどうでも良くなってきます。
ネタバレはしない範囲で言えば、後半で白い男を追うマイクとメリーさんのやり取りと、辿る道が印象的で何度観ても、その都度ゾクゾクした感覚が残ります。
とにかくマイクがお洒落なので
この映画のもう一つのポイントは、マイクがお洒落なこと。
劇場版で乗っていたナッシュ コスモポリタンというクルマを操る、ストローハットにスーツ姿のしびれます。
というか、永瀬正敏さんはなぜドテラを着ていても格好いいのだろう・・・。
ちなみにこのクルマ、一時期本当に欲しくてネットで探していたほど。
今、物欲モードは治まりましたが、愛知の方で売っているようです(笑)
是非とも三部作を見て欲しいけど・・・
劇場版の濱マイクシリーズは、DVDボックスを中古で購入することが可能です。以前と比べれば価格は手ごろになっていますが、肝心な映像は当時クオリティーで大画面で見るとかなりボヤけてしまう感じです。なので、リマスターが望まれるところです。
TV版もありますが、劇場版とは全く異なります。
今見たら印象が異なるかもしれませんが、当時は劇場版の出演者とは全く異なっていたので、何度か観ただけでそれ以上触れずにきてしまいました。
機会があれば・・・。
ということで、比較的プレミアム価格だったフライヤーを、3部作全て落札した濱マイクシリーズの話題でした。今日はこの辺でnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
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