法政大学で長岡先生と話して感じたこと
どうも、ウクモリ ヒロオです。
先日、我が母校である法政大学に行ったのは、長岡健教授に会いに行くためでした。先生は、経営学部の学生に「創造的なコラボレーションのデザイン」を教えている方で、その延長上として越境活動を推奨しています。
長岡先生とのご縁はとても不思議で、元をたどれば、私の息子がゼミ生として先生と師弟関係にあったことでつながりました。私の息子、実は他の大学で学んでいたのですが、学生向けのイベントで長岡先生に出会い、越境してゼミに参加。最後には、正式にゼミ生として認められました。
もともと私の息子は、コロナ渦で自宅にこもりがちだったのですが、長岡先生との出会ったことにより、かなり行動的になりました。そして、社会人になった今は、イベント会社で企画運営に携わり頑張っています。
そんな、息子が大変お世話になった先生に会いに行った理由は、以前私が参加させていただいた長岡ゼミ主催の「カフェゼミ」(note記事「他流試合ノススメ」はこちら)」に参加させていただいた際、とても共感した点が多かったからです。また、私自身が越境活動を積極的に行なっているため、私の行動が生徒の皆さんに何かお役に立つのではないかとの想いもありました。訪問してみたら、共感ポイントが盛り沢山で、気が付けば3時間以上話をしていました。
ちょっとした一歩を踏み出すキッカケ。
印象に残った話題としては、どちらかといえば主体性が備わっているハズの長岡ゼミの生徒の方でも、なにか一歩踏み出す際に躊躇してしまうことが多いという状況にあるということ。カフェゼミでは、進んで話しかけてくれる学生の方が多かっただけに、かなり驚きました。
ただ、そうなってしまう状況って、何となく分かるんです。理由としては、私の普段の生活でも、周りの人は躊躇するけど、私は真逆で・・・というケースが多いからです。
私の場合は、この人と会いたいと思ったら、一歩踏み出すことを躊躇しません。例えば、カフェゼミでゲストスピーカーをされていた柴田朋子さんとは、その後すぐにSNSでつながり、後日情報交換のために会いました。カフェゼミに参加していた北村士朗さんもお呼びし、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
また、会場で運営をされていた丸善の方々とも別の日に再会。話してみたら共有ポイントが多く、一気に距離が縮まりました。私の場合は、会いたいという気持ちを伝えるからこそ、こんな感じでご縁が少しずつ拡がっています。
一期一会も大切ですが、よりご縁を深くしたい場合には、しっかりと次につなげる必要があります。忙しいであろう相手に失礼だから・・・という人もいるかもしれませんが、しっかりとアポを取って会う訳ですから、相手も会いたいという意思表示をしてくれています。なので、まったく問題ありません。
あと、私は海外アーティストの場合は、時間に余裕があって、かつNOと言われない限りは「出待ち」します。サインを貰ったり、一緒に写真を撮ったり、時にはピックを貰ったり・・・やっちゃいけない訳ではないので、チャンスは逃がしません。当然ですが、スタッフの方から今日はNGと言われたら、その時点で終わりにします。体調が優れなかったり、元々そういうファンサービスが好きではない人もいるので。
今からかなり前、渋谷にスウェーデンのAMARANTHEというバンドが来日した時は、バンドメンバー2人の買い物をエスコートしたことがあります。ライブ前に「入り待ち」していたところ、会場の外で照明スタッフのTinTin Petersburgが「英語が出来る人はいない?」と言っていたので、手を挙げたのがキッカケです。彼の名前をハッキリと覚えているのは、今でもメッセンジャーでやり取りしているくらい仲が良いからです。そんな関係が築けたため、次の来日の時は、なんと関係者席に招待してくれて、とても驚きました。
昨年、Cyhraというバンドで再来日を果たした元AMARANTHEのJake Eとは、再会時に息子さんとTinTin向けのプレゼントを持参。渡した瞬間に私のことを思い出してくれました。後日、スウェーデンにいるTinTinから、プレゼントを持った写真が送られてきて嬉しかったです。
一歩踏み出してみると、こんな奇跡がおきます。
そんな奇跡のために踏み出す一歩は、踏み出すまでは大変かもしれませんが、踏み出してしまえばどうにかなってしまいます。そして、そんな経験を積めば積むほど、一歩踏み出す大切さを知ることになります。特に社会人になると、公私共に一歩踏み出しているかどうかで、人生が大きく変わります。
どうも、そういうアプローチが苦手だなと思っている方は、もっと手前の「小さな一歩」を踏んでみてはいかがでしょうか?
気になっているラーメン屋さんに行く。
好きなバンドのライブに行ってみる。
本当は着てみたいと思っている洋服を買って着てみる。
そんな一歩がとても大切だと思います。誰のためではなく、自分のために。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
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