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3年ぶりのKHK杯

どうも、ウクモリ ヒロオです。

週末は川口にある小原歯車工業さんで行われた、KHK杯に行ってきました。今年3月の国際ロボット展の私のイベントで、KHK杯出張版を開催していただいたものの、大会自体は3年ぶりの開催。当日は大勢の出場者・見学者で盛り上がりました。

小原歯車工業さんは「ガイアの夜明け」などでも取り上げられた世界的に有名な歯車メーカーですが、後進の育成に注力しており、かわさきロボット競技大会(以下、かわロボ)で活躍した選手が数多く在籍していることでも知られています。歴史ある大会、かつロボコンの現役・OBが運営に携わっているということもあり、試合進行や会場のレイアウトなどにおけるちょっとした配慮など、素晴らしい大会に仕上がっています。今回は参加人数を絞って開催されたため、オンライン配信などにも力を入れていて、競技台を写す角度にもこだわりが見られて興味深かったです。

私の会社は、この大会で2015年から出展協力させていただいていて、一貫してリサイクル素材の無償提供活動を行なっています。実に3年ぶりとなった今大会に参加させていただきましたが、どちらかといえば、リサイクル素材を配る・・・というよりも、ひさびさにお会い出来た選手の皆さんとの交流が軸になりました。実はかわロボは自宅隔離期間中だったため、残念ながらライブ配信でしか参加出来ませんでした。なので、今回は本当にゆっくりと皆さんとの交流が出来て、私自身嬉しく思いました。

社員食堂に組み立てられた巨大な競技台は、かわロボでは強いロボットが攻めにくいように工夫されていたり・・・流石のレイアウトになっています。回転アーム(ロボット前方が金属板のローラー状になっているロボット)の選手の活躍が目立ちましたが、後半にはそういった選手がベテラン選手の前に敗れたり・・・競技台のレイアウトが起因して、予想外の結果が起きやすくなっていました。競技自体も、かわロボよりも白熱する試合が多く、何よりも間近で体験出来るので、来年もし見学者枠が増加した場合には皆さまにもお勧めしたいと思います。

実は先約があって途中で離脱してしまったため、詳しい結果が分からないのですが、SNSの情報を見る限り、どうやら小原歯車工業所属の選手が上位を占めたようです。誰が優勝したのかはある程度想像できるのですが、勝敗は別として、イベント中黄金のマイクを手に小原社長自らずっと選手紹介を続けている姿に毎回、この姿を観るだけでもこの大会の凄味を感じます。社長と社員の一体感こそが、この大会をリスペクトしている選手が多いのかなぁ・・・と、そんなことを考えました。

ようやく大会再開まで辿り着いたKHK杯。気が早くも、来年の大会が楽しみで仕方ありません。関係者の皆さん、選手の皆さん、お疲れ様でした!

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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