あらゆる意味で濃密だった日本グランプリ
どうも、ウクモリ ヒロオです。
日曜日はF1日本GPを自宅で観るため、1日家にこもっていました。12:00からドライバーズパレードを視聴し、13:20からはレースを…気が付けば夕方まで、ひたすらモニターを見つめ続けていたことになります。
*今日にタイトルと文中の画像は、DAZN中継時のものを引用させていただきました
まずはワールドチャンピオンおめでとうと言いたいです
雨が続いていたため、一時はレースがこのまま中断したまま終わってしまうんじゃないかと危惧しましたが、嬉しいことに16時過ぎにレースが再開され、29周ながら白熱のバトルを見ることが出来ました。終わってみれば、あの時点でレースを再開したのは、とても良いタイミングだったと感じています。
最終周でコースを外れてしまったルクレールが、レース終了後に早々とペナルティを受けたため、フェルスタッペンのワールドチャンピオンが確定…ただし、チームも本人も「ポイント集計ミスでは?」と疑ってしまうようなドタバタした状況に、ネット上も発言が慎重になってしまいました(笑)最終的には、レギュレーションの解釈が示され、マックスのチャンピオンは確定的なものになりました。が、最近のF1は何かこういった場を盛り下げるシチュエーションが多過ぎるような気がします。
マックス、レッドブル、そしてホンダ。ワールドチャンピオン獲得、心より祝福します。おめでとうございます。
なにか、最盛期のマクラーレンホンダを見ているかのような今年の活躍ぶり、本当に嬉しく思います。
鈴鹿ファンの献身
今回の鈴鹿での日本グランプリは、多くの見どころがありました。レース自体も印象的でしたが、私はあのシチュエーションでのファンの献身ぶりに注目せずにいられませんでした。最後まで諦めず、本当に凄いなぁと。
日本のファンが世界とはかなり違い、「こよなくF1を愛する人達」が多いことを、世界中に強く印象付けたような気がします。だからこそ、マックスの勝利や角田君の奮闘ぶりは、その場にいた多くの人たちにとって格別なものになったのは間違いないと思います。サーキットにいた多くの方々、本当にお疲れ様でした。
CO2排出ゼロに向けた動き
その一方で鈴鹿では、2030年にレースで、かなり頻繁に登場したCO2排出ゼロを…というスローガンにも注目しています。こういった取り組みすでに発表されていたかと思いますが、今後はこのキーワードを全面的に押し出すことになるんだろうなと予想しています。もっとも、日本であそこまでアピールしたのは、もしかしたらひさびさにロゴが復活した某社に対するものだったのかな…そんなことを感じています(苦笑)
実際、EV先進国で起こりつつある様々な課題が顕在化されつつある今、F1が目指す代替燃料によるCO2排出ゼロというソリューションは、以前にも増して注目されるようになっています。ホンダを含め、多くの自動車メーカーが2026年からのF1参入を目指すようになったのは、ここ数年で世界的に考え方が変わってきている証拠とも言えます。
メディア戦略が功を奏して、F1はアメリカでの地位も向上しており、この流れが加速すれば、もしかしたら世の中のモビリティに対する考え方を変える一躍を担う立場になってくる可能性すらあります。
F1が2026年から始める新レギュレーションでのレースは、もしかしたら過去のどのレギュレーション変更よりも社会適合性が高いものになるかもしれません。
ということで行ってしまいました
残念ながら今回は、HONDAウェルカムプラザ青山でのパブリックビューイングは抽選で外れてしまったため、自宅で一人寂しく観戦しました。ただ、ワールドチャンピオンを獲得した翌日、早くもビル正面の垂れ幕が掲げられました。
ということで、先程堪えきれずに行ってきました(笑)本当であればレッドブルの車体が置いてあれば最高だったのですが、残念ながらそれは叶わず…ただ、ホンダとしても心底嬉しかったんだろうなと。
そんなことを配慮してか、鈴鹿の表彰台には、今年からホンダレーシングの常務になられた浅木泰昭さんの姿がありました。レッドブル・ホンダ初優勝時は田辺さんが、そして記念すべきワールドチャンピオン獲得時は功労者である浅木さんが…画面越しではありますが、涙ながらにその姿を見させて貰いました。
本当に感動しました。
残念ながら今期でアルファ・タウリを離脱するピエール。先程、ウェルカムプラザでポストカードを貰ってきました。実力者だからこそ、来年からのアルピーヌでの活躍を心から期待したいところです。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!