ミニ四駆作り③ MSフレキを試してみました
どうも、ウクモリ ヒロオです。
今日はミニ四駆の続きです。先週の飛び石連休中にMSフレキ作りに励んでいました。今回はそのあたりを中心に、書き綴りたいと思います。
そもそもMSフレキって何?
新たなマシンを作っている中で、一番どうするか悩んだのがMSフレキです。実は組み込むかどうかをずっと悩んでいました。
ミニ四駆のことをご存じない方に補足しておくと、ミニ四駆と普段私たちが乗るクルマとの一番の違いは「サスペンション」が有るか無いかです。クルマの場合は、タイヤの辺りにショックアブソーバーと呼ばれる、簡単に言えば振動を減らすバネが付いています。揺れや乗り心地に影響するので、とても重要な部品です。
これが、ミニ四駆には付いていません。実車同様、タイヤ付近にサスペンションを設けることも構造的に厳しいため、他の場所に似たような機能を持たせるようになりました。
簡単なのはダンパーと呼ばれる、金属製のオモリを前後左右に搭載して、マシンが飛び上がりにくくすることです。オモリを長いビスなどを使って、上下出来るようにしたのが、マスダンパーと呼ばれるもの。スロープでジャンプした車体が、コースに着地する際に衝撃を吸収することが出来ます。
また、マスダンパーをポリカボディにつけて衝撃を打ち消す「提灯ダンパー」という改造もあり、私はずっとこの方法で愛用しています。
それに対してMSダンパーは、MSシャーシの一部を切断し、スプリングを埋め込めるようにした上で、シャーシ前後が上下に稼働し、事実上のショックアブソーバーの役割を果たすような機能です。
ここ数年、改造の定番として特に競技大会に出場する際には、不可欠なものとカスタム方法のひとつになりました。
既定路線すぎるため敬遠してきましたが
創意工夫がミニ四駆の面白さでも有るので、私は圧倒的な効果が見込めるこの方法を敬遠していました。特に毎年発行されるタミヤの超速ガイド(ミニ四駆の大会参加に向けたガイドブックのようなもの)を見ても、皆が同じような仕様で出場しているのを見て、それが一層敬遠する理由ともなっていました。シャーシもポリカボディも同じ…何か、そうじゃないよなと。
が、今回のマシン作りにおいては、基礎を学びつつ作りたい…そんな思いがあるため、まずはどれだけの効果があるのかを実体験したいと思うようになりました。
試してみて、必要かどうかを考える。大会に出場するかどうかも分からない状況ではありますが、MSダンパーを試してみることにしました。
作ってみて思うこと
超速ガイドに書いてある作り方をよく読んで、コツさえ掴めば意外と簡単に作れることが分かりました。最初は新橋のタミヤで先日購入した、ノーマルのMSシャーシを加工した後、今は元々持っていた軽量シャーシを加工したものにスイッチしてます。
作る上で感じたのは、ヤスリひとかけだけでスムーズさが激変するので、少しずつ焦らずに加工することがとても大切だなということ。前後ユニットがどれだけ上下動するのが良いのかは、これから試していきたいと思いますが、加工部をもう少し下までカット場合には、表面処理をしっかりするよう心がけたいです。
6mm(場合によっては下準備用に5.5mm)のドリルビットは、後方が六角軸になっていればボックスドライバーに取り付けることが可能です。慣れれば5.5mmは要らないかも。私はホームセンターでビットを買いましたが、Amazonで買った方が色々と良さそうですね(苦笑)
実際に作り終えてみて、ショックアブソーバーとしての効果がとても高そうだと考えています。まだ実走前ですが、フロント提灯との相乗効果が生まれそうだとも感じています。
少しずつカタチが見えてきました
シャーシの方はだいぶ先が見えてきました。
軽量化など、まだまだこれからなので悩みどころは多いのですが、もう少ししたら実走まで出来そうな感じにはなってきました。
実はボディーの方も着手していて、だいぶカタチが出来てきたのですが、少しアイデアを絞り出した感じに仕上がっています。デカールの自作や塗装など、こちらもまだやることはありますが、ちょっと工夫してあるので完成次第お見せ出来ればと思っています。
作業がひと段落したら、また投稿したいと思います。
そんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!