KOCAに行ってきました
どうも、ウクモリ ヒロオです。
昨日は大田区エリアを訪問してきました。念願だった「KOCA」に行けたので良かったです。
京急梅屋敷駅の高架下
KOCAは、2019年にオープンした、シェアオフィス・ファクトリーです。
京急梅屋敷の高架下にあることから、KOCAという名称になったそうです。
施設自体は決して大きく無いものの、扉を開けた瞬間から居心地の良さが分かるほど。奥のシェアオフィスを眺めつつ、ここで仕事したら捗るだろうな…そんなことを感じました。
華美なモノはない代わりに、過ごしやすい人が交わり合いそうなエリアが多い印象を受けました。また、工房スペースの奥には大型の木材や樹脂を加工可能なSHOPBOTが置いてあり、価値を感じました。
この状況で交流に機会は制限されているでしょうが、いずれは活気ある場所として息を吹き返すんじゃ無いかなと思いました。
町工場 x デザイナーによる照明展
今回行った理由のひとつは、ハタノ製作所の波田野さんが、デザイナーの方とコラボした作品が展示されていたからです。溶接の専門家として活躍されている波田野さんですが、毎週一緒にClubhouseのイベントをやる仲だったりします。
そんな波田野さんの作品が展示されている「FACTORIALISE」と銘打ったイベントは、町工場とデザイナーが共同で作品を生み出すイベント。今回は「照明」をテーマにコラボレーション作品が展示されていました。
こちらが波田野さんの作品。上部を触ると中間部が淡い光を放ちます。
表現が適切ではないかもしれませんが、オレオクッキーのクリーム部が光る…そんな感じです。
端面の溶接痕や金属の変色具合が見事で、作品としてだけでなく製品として購入したい…そんな思いを抱かせる仕上がりでした。
溶接痕が美しいのはこちらも。3本のパイプが重なり合うだけのシンプルな構造ながら、アートのテイストを醸し出していて見事でした。私自身、シンプルなデザインのものが好きなので、これいいなぁ・・・と。
次回のClubhouseのイベントで、波田野さんに市販の可能性を聞いてみたいと思っています。
波田野さんの作品ではありませんが、こちらのクランプ風照明が何気に良かったです。
ベッドサイドに置いたら相当映えるんじゃないかと感じました。
人がつながりそうな場所
実際に行ってみて、自然と人が繋がりそうな雰囲気に親しみを感じました。
私は仕事柄、コワーキングなどの「共創スペース」に行く機会が多いのですが、実際に共創が起きそうな場所は、入った瞬間から暖かさのようなものを感じます。逆に施設はいくら豪華でも、何も感じないこともケースもあります。
私は、設備以上にコミュニティができる土壌があるかどうかが大切だと思っていて、結果的には中の人たちがどれだけの熱量で対応しているのか…その点に尽きるようにも考えています。
こういった点では、KOCAは中の人たちの熱量が至る場所に宿っているように感じました。
良い場所に行けてよかったです。
こんなことを体験しつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!