仕事始めで伝えたこと
どうも、ウクモリ ヒロオです。
昨日は仕事始めでした。午前中は、挨拶回りに外出しましたが、午後は来客対応に終始。人とのご縁を大切にしてきたからこそ、ここ最近は年始にご来社いただく方が増えました。本当にありがたいことです。
夕方になり、少しだけ時間を頂いて、社員に対して今年の抱負を語りました。今年1年、現時点で考える限り、私の会社を取り巻く状況は決して良くありません。製造業を取り巻く環境は、国内外のさまざまなリスクが過去にも増して高まっています。地殻変動の振れ方も、どちらの方向に…という部分がまったく予測出来ません。
そういった意味では、常識が常識で無くなることが多くなったため、その変化に気付くことが大切になりました。気が付けば変わっていた・・・という状況をいかに減らすか、そんな状況認識能力が求められている時代だとも言えます。
抱負・・・というよりは、現在われわれが置かれた状況を具体的な事例を示しつつ、危機感を高めるような内容が続きました。
例えば、次世代自動車はこれまでEV(電気自動車)が有望視されていました。しかし、昨年後半あたりから、肝心なリチウムイオン電池の今後の動向をめぐって動きに変化が出てきました。私が大好きなF1が、昨年から2030年に二酸化炭素排出ゼロを達成すると言い始めました。
気付いてみると、世界的にはEV一辺倒の状況から水素や代替燃料も有望視され始めており、日本の立ち位置が大きく変わろうとしています。その状況を日本自体が気付いているかどうかは微妙ですが…。冒頭で地殻変動という言葉を使ったのも、これだけ社会が変わろうとしている変化に対応していけるかどうか…私はそんな危機感を持っているからです。
ここまでの話だと、そんな危機感ばかり煽って…と思う方もいらっしゃるかもしれません。が、私が言いたいことは、実はここからが本論です(笑)
後半は、私が経営者になってからの会社の変化について語りました。私が入社した20年前と比べると、社員一人ひとりが、しっかりとお客様のお役に立つ姿勢が保てる状況になりつつあります。別の言葉で言えば、「正道を歩む」姿勢を保てるようになりつつあります。
だからこそ、自信を持ってもう一歩踏み出そうよと伝えました。そのためには、自分のやる仕事がどんな風に変化していくのかを考えようとも伝えました。こう伝えたら、しっかりと考えてくれる社員ばかりになったからこそ、私のこういった考え方を発信出来ました。すでに変化を知る機会を設けることにもなっており、今後はその回数を増やしたいと思っています。
ちなみに昨年も、今年と同様に景気動向が気になる年初でしたが、最終的には好決算で終えることが出来ました。社員と危機感や期待感を共有出来たからこその結果だと思っています。何よりも社員の頑張りがそのような結果につながっていることは、私の誇りでもあります。
今年も笑顔で終えられるよう、私自身もしっかりと動こうと思います。
こんなことを考えつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?