スプリントレースの是非について
どうも、ウクモリ ヒロオです。
今週金曜日から始まるF1選手権イギリスGPですが、史上初となるスプリントレースが行われる予定となっていて、様々な意見が飛び交っています。
先日はルイス・ハミルトンが「トレイン(行列)になるだけだよ」と発言し注目を集めましたが、果たして一体・・・
実は肝は金曜日の予選
ハミルトンの発言が正しい方向に向かうのであれば、実は肝は金曜日の予選だと言えます。
これまでは3度のフリープラクティスが終わった後に予選が行なわれていましたが、1度目のフリープラクティス終了後からたった2時間半後で、どこまでマシンを調整できるかが、とても重要になります。
高速サーキットと言われるシルバーストンだからこそ、経験者はかなりのアドバンテージがあるように思います。
逆にF1初参戦のドライバーにとっては、必然的に予選最後尾になってしまうため、フリープラクティス1でのクラッシュは避けたいところ。
難易度が高い名物の「マゴッツ」「べケッツ」「チャペル」の三つ子高速S字コーナーで、最初から意地を見せるのは絶対に避けた方が良いかも…と感じています。
スプリントレースについて
ワンメイクのF2、F3であれだけ刺激的なレースが見られるので有れば、もしかしたら…という想いはあれど、実際にはDRS作動後から若干の変動が起こるくらいで終わってしまう可能性が高いように感じています。素人ながら…。
気になるのはレース時間。調べてみたところ、おそらくは30分間らしいのですが、確定情報がなさそうです。
あと、通常の予選では2回目の予選でタイヤ選択が決まってしまいますが、今回はどうなるのかが気になります。
特に昨年のシルバーストンは、最終ラップでバーストが多発し、ハミルトンがあわや優勝を逃す…そんな事態を巻き起こしました。
ピレリが新しいタイヤを導入するため、リスクは低減するものの、予選でのタイヤチョイスは昨年以上にシビアになるように感じます。
ここ最近、タイヤチョイスで入賞するかどうかが決まるレースが多いので、注目したいところです。
*ちなみに写真はホンダのウェルカムプラザで最近撮った1枚。トロロッソのリアルなマシンなんで驚きました。
15万人の大歓声
前回のオーストリアGP同様、ほぼ満員の観客で埋め尽くされるはずのシルバーストン。先週からは一転、ハミルトンを筆頭に母国ドライバーへの歓声で埋め尽くされるはずです。
私の注目は、最高の状態で母国GPに挑むマクラーレンのランド・ノリス。
これまでを振り返ると高速サーキットに強いマシンとドライバーなので、母国の大声援の中で活躍するんじゃないかと思っています。
ただし、トップチェッカーはマックス・フェルスタッペンかな。タイヤの持ち次第でガスリーにもポディウムに上がるチャンスが生まれるんじゃないかなとも予想しています。
頑張って欲しい角田選手ですが、まずは確実に入賞…して欲しいです。
チームメイトとの差が広がりつつあり、プレッシャーは相当なものがあるかと思いますが、今週リリースされたフランツ・トスト監督のインタビューで、監督自身が長期的な視野で成長してほしいと語っていることから、まずは確実に入賞を重ねてほしいです。
楽しみがいっぱいなイギリスGPまであと少し。
今から金曜日の到来を楽しみにしています。というか、金曜日から見逃せないグランプリになりそうです。
こんなことを考えつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!