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ライブを観ただけで終わらなかった月曜日

どうも、ウクモリ ヒロオです。

今週月曜日は、渋谷で行われた「Extreme The Dojo Vol.35」に行ってきました。というか、念願だったブラジルの雄「Cavalera」というバンドのライブを堪能してきました。元SepulturaのMax CavaleraとIgor Cavaleraのカヴァレラ兄弟が、2023年にSepultura初期のアルバム「Bestial Devastation」「Morbid Visions」、そして「Schizophrenia」をリテイク。当時の荒々しさを残しつつも、最新のサウンドで名盤が蘇りました。

補足しておくと、Sepulturaはブラジルのヘヴィーメタルバンドで、時にブラックメタル、スラッシュメタル・・・と時代に合わせて、少しずつサウンドスタイルを変えてきました。私は1989年にリリースされた「Beneath the Remains」あたりから聴き始め、スピーディーな曲が多かったカヴァレラ兄弟在籍時代は、本当に大好きなバンドでした。

残念ながら来日公演に行くことが出来ず、長い間「観たいけれど観れないバンド」として私の脳裏で君臨し続けました。だからこそ、リテイクアルバムが発売されたことによって、来日しないかな・・・とひそかに期待していました。かなり可能性は低いだろうなと思っていたのですが、昨年秋にまさかの来日の報に触れ、すぐさまチケットを購入しました。

そして迎えた昨夜。「The Curse」で始まったステージでしたが、2曲目で「Bestial Devastation」が披露され、熱狂的な盛り上がりに。80分ほどのライブは、終始歓声が湧き上がる「興奮のるつぼ」と化していました。3バンド目、ヘッドライナーとして登場し、21曲を披露。マックスとイゴール兄弟の強烈なインパクトが頭に焼き付きました。イゴールのドラミングの破壊力も相当なもので、イヤープラグを装着しながらでも、終演後に耳がジンジン来たほどでした。

また、後半はマックスが演奏時以外は終始笑顔でファンとの交流を楽しんでいた点が特記すべきポイント。なので、再来日・・・今度は「Beneath the Remains」の完全再現とかないかなと考えています。

実は今日のこのnote、ここで終わりません。

満足感たっぷりなライブを堪能し、会場をあとしてから、友人とふたりで私お気に入りの渋谷某ステーキ店に入りました。このnoteでも何度か書いていると思うので、どこかを調べたい方は過去をさかのぼってみてください(笑)

で、今日はメチャクチャいいライブ観れましたよねと言いつつ、友人と食事を済ませお店を出たら・・・なんと、ステージを終えてすぐのマックスが入店待ちしていました!しかも、横には息子のイゴール・アマデウス・カヴァレラが・・・。距離として50cm(笑)

すかさず、「MAX?」と声をかけ、今日のライブがいかに楽しかったかを伝えた後、写真を撮ってもらいました。そして、ダメもとで「ピック持ってない?」と聞いてみたところ、奇跡的に何枚か持っていたうちの1枚をいただけることに。息子さんのピックは1枚だけだったので、友人に権利を譲りましたが、ライブ終了後の方がボルテージが上がるというまさかの状況に。電車に乗ってからも、長い間ニヤニヤが止まりませんでした。

「この店は旨いのか?」と聞かれ、安くて美味しいよと応えると、ニッコリしていたマックス。おそらく、今日は大阪に移動してライブをやることになっているので、体力セーブで肉を食べに来たのかな・・・と。

昨夜の出来事、今までライブに行った中でもおそらくベスト3に入る逸話になりそうです。食事前の貴重な時間を丁寧に対応してくれたカヴァレラ親子に感謝すると共に、「すぐに日本に戻って来てよ!」という問いに、親指を突き上げてくれたあの表情・・・本当に素敵な時間を過ごせました。

こんな昨日の出来事を語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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