元気すぎる元基さんのGENKI SESSIONを5年ぶりに堪能しました
どうも、ウクモリ ヒロオです。
昨日は、仕事終わってから鶯谷に向かいました。向かった先は元々はキャバレーだった場所。ただし今は、500人規模のライブハウスとしてリノベーションされています。その名は「東京キネマ倶楽部」。そして、この日ステージに立つのは、先日のVOW WOWの復活ライヴでも多くの観客を魅了した、異次元の歌声の持ち主である人見元基さん。
この会場に向かうのは何年ぶりだろう・・・2018年の「GENKI SESSION」を観たのが最後なので、6年ぶりでしょうか。なので、鶯谷駅の改札を出た瞬間、なにかとても懐かしく感じました。
東京キネマ倶楽部付近にたどり着いたのが開場10分前。発売開始後1分かからずチケットが取れたのに、なんと整理番号200番。会場脇に待機場を見つけ入場。程なくして、6名ずつエレベーターで6階まで上がる、いつもの独特な入場が開始されました。正直、待機場は暑かったですね(苦笑)
会場にたどり着いて驚いたのは、椅子席だったこと(笑)見た瞬間にありがたいなと心から思ったのは、GENKI SESSIONはかなり長いからです。最後に観た時は、終わったのが23時過ぎ。休憩が少しあるとはいえ、19時スタートのライブが終わる時間じゃないですね。しかも、前回まではスタンディングだったので神対応だと目を輝かせてしまいました(苦笑)
比較的良い位置に座れて良かったなと、少しだけリラックスしていたら、会場が暗転。ライブはお馴染みの「Hallelujah I Love Her So」でスタート。いつも通りリラックスした元基さんが、いきなり全開で歌っていたので、サビ部での観客の歌声がいつにも増して大きかったのが印象的でした。「最初からそんなに飛ばして大丈夫?」と元基さんは言っていましたが、むしろ元基さんが元気過ぎなんです(笑)
Montroseの「I Got Fire」に続き、ツェッペリンメドレー。セットリストは基本いつも同じで、正直なところマンネリです(笑)ですが、セッションの熱量にいつもヤラレてしまい、また来たくなってしまいます。今回は5年ぶりということもあり、皆が待ちに待っていた瞬間だったからこそ、その想いがシンクロしたのかもしれません。さらには新たに加わった、日下部「BUNNY」正則さんのギターの音色が心地好く、いつものセッションとは違うなぁ・・・と。
そう、前回までは大谷令文さんが弾いていました。2年前に令文さんが帰らぬ人となって、果たしてGENKI SESSIONはどうなるんだろうと思っていたら、とんでもなく素晴らしい後任ギタリストが参加してくれました。天国の令文さんも喜んでいるんじゃないかな・・・と。途中のMCで語られた、令文さんの武勇伝はここでは絶対に書けない内容でしたが(笑)
ドラマーのロジャー高橋さんも、無事にガンを克服。「難聴」での変わらない名演っぷりに、本来は笑う場面なのに涙が溢れてしまいました。ちなみに「難聴」って曲名です(笑)
令文さんと出会った当時、元基さんが在籍していたNOIZの曲などを挟みつつ、気が付けば「All or Nothing」を演奏。この曲はなかなか終わりません。1上の写真の左上の部分にある、らせん階段上のカーテン奥へと去っていく元基さん。終わりそうで終わらない演奏と共に颯爽と再登場すること4回。おそらく、この曲だけで15分くらい演奏しています(笑)なので、本編が終わった時点で22:15でした。なぜ覚えているかというと、隣の方が終電のため帰ってしまったからです(苦笑)
アンコールに突入して演奏されたのは、元基さんの凄みが詰まった「Imagine」。キーボードの難波弘之さんの幻想的ともいえる演奏と共に歌い上げるこの曲は、原曲とは全く異なれど、感動的な瞬間を味わえます。客席全員に立ち上がってくれと言いつつ始まった「Going Down」では、観客総立ちで嬉し楽しかったのですが、前の座席との間隔狭くて立っているのがやっと。その後の「アッコちゃん」も含めて、立ち続けているのがちょっと厳しかったのは内緒です(苦笑)
そんなことを言いつつも、充分に楽しかったんです・・・それがGENKI SESSION(笑)
演奏が終わって会場を出たのが、22:45でした。今回は休憩が20分くらいだったので、正味3時間半程のステージでした・・・というか、元基さんはビールを飲みつつ、相変らずの超人ぶりを発揮していました。
元基さんだけでなく、難波さんとロジャーさん、そしてベーシストの松本慎二さん、日下部さんの名演っぷりも目を見張るものがありました。着席しながらだったんでよく見えたんですが、難波さんってほとんど座らずにキーボード弾いてました。元基さんから「70代ロック」の名を授けられた主は、伊達でないことがよく分かります(笑)
いずれにせよ、秒殺でなくなったチケットでしたが、無事にGENKI SESSIONの復活を見届けることが出来、とても光栄でした。あのライブは、参加するからこそ味わえるグルーブ感があります。前述の通り、演奏する曲は超マンネリではありますが、何度観ても同じようにはならない、なんというか「生き物」のような味わい深い時間が過ごせて最高です。元基さんの奇天烈なMCも毎度楽しみなので、来年もまた鶯谷に行ければなと思っています。
素晴らしい演奏をありがとうございました。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!