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リサイクル素材を提供する場所を

どうも、ウクモリ ヒロオです。

今日は、私の会社に新しく出来た「リサイクル素材スポット」に興味を持っていただいた方にご来社いただきました。夏休み中に設置を終え、SNSで発信したところ、多くの方に興味を持っていただいています。ご来社いただいた方とは、何かご一緒出来そうな予感。新たな方向性にも気付かされたとても良い1日になりました。

今年の水中ロボコンでのリサイクル素材無償提供活動でのひとコマ

ところで、私がリサイクル素材を提供し始めてから、もう少しで13年目を迎えようとしています。先週末に参加した、かわさきロボット競技大会(かわロボ)の弊社ブースで、ゴム加工工場で不要となった素材を無償配布したのが始まりです。その後、水中ロボットコンベンション(水中ロボコン)で提供を開始。そこで出会った方々の紹介もあり、ソニーさんやDMM.make AKIBAさんで提供するようになりました。

私が素材提供を受けているゴム加工工場1社で、月に約30トンのゴムが廃棄されています。しかも、工場側でお金を支払っています。ある時、工場の廃棄場所を見ていたら、まだ使えそうなものが大量にカゴに入っていることに気付き、試しにロボコンで配布してみたいと申し出た時、先方に言われたのは・・・

こんなゴミ、誰も持っていかないよ

こんな驚くような一言でした。試しにと、かわロボで3カゴ分のリサイクル素材を無償配布したところ、30分で無くなってしまいました。翌年からは増量することに。そして、3年後には水中ロボコンでの提供も開始しました。先述の通り、ロボコンで出会った方々から紹介を受けるようになったころから、ご縁が広がったことを考えれば、協力工場の理解があるか否か関係なく、無理やり気味ではあったものの活動を始めてよかったなと考えています。

今回オープンしたリサイクル素材供給スポットです

夏休みを返上し、家具量販店でスチールラックとプラケースを購入し、設置を完了。長年活動をご一緒している、ファッション資材の会社のリサイクル素材も置かせて貰いました。私の会社のリサイクル素材供給スポットは、2年越しで考えていたことを実現した「夢の空間」ともいうべき場所です。そんな場所に対して多くの反響があり、実際にご来社いただけるようになり、夢の空間の共有が始まりました。

世間ではサーキュラーエコノミーに対する意識が高まりを見せているため、私は単なるリサイクル素材の提供だけでは面白くないと、少しずつ感じるようになってきています。これまでの活動を肯定しつつも、そろそろリブランディングの時期に差し掛かっているのではと考えています。まずは足元の可視化と、今後の可能性を検討する時間を作らなくちゃいけないなと感じています。

共存共栄という言葉を、今回のケースに落とし込んだ場合にどうなるのか。そんな視点も取り入れながら、検討を重ねたいと思います。

こんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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