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「ひでお」に見るSNSの影響力
どうも、ウクモリ ヒロオです。
先日投稿したばかりのバクの赤ちゃんの名前が「ひでお」に正式決定しました。晴れて(仮)という文字が無くなったわけですが、ズーラシアファンにとってはすでに馴染みがあった名前に決まって、安堵している方も多いかもしれません。
実は今回、名前が決定した経緯がかなり面白かったので、今日はそのことについて書き綴りたいと思います。
愛情溢れる飼育員さんのブログ
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前回のnoteでも記した通り、ひでおが誕生したのは今年1月のこと。前年にこの世を去った、父親カムイの生まれ変わりかのようなタイミングで生まれました。ズーラシアでバクに赤ちゃんが産まれたのが、実に17年ぶりだったこともあり、彼の誕生はかなりの注目されていました。
ズーラシアの公式ブログでは、すぐさまにひでおの可愛らしい姿が投稿されるようになりました。公式ブログは飼育員の皆さんが交代でアップしているものですが、マレーバクの赤ちゃんの投稿頻度が高く、多くのブログ読者がその可愛らしさに魅了されてんじゃないかと推測しています。
ある日の投稿で、子バクについて「ひでお(仮)」という名で呼んでいることが報告されました。次第にTwitterで連動されているそのブログを通じ、多くの人が「子バク=ひでお(仮)」という図式が出来上がっていったものと思われます。その証拠に、Twitterのリプや、ファンの方が写真をアップする際のタグを見ると「ひでお仮」が定番になっていました。ちなみにひでおという名前は、どうやら別の飼育員さんらしいです(笑)
ここからはあくまでも推測ですが
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ズーラシアの村田園長は、写真好きな園長として知られ、実際素晴らしい写真を投稿されています。またその強みを生かしつつ、SNSでファンの方々との交流をとても大切にされています。おそらく、#ズーラシアでタグ付けされた投稿は全て園長のいいねが付いているんじゃないかと思います。
今回、子バクの名前候補が発表される前から、SNS上では、先述の「子バク=ひでお(仮)」の図式が出来上がっていました。なので、3つの名前が候補として発表された時、「ひでお」がしっかりと候補に入っていたことに驚きつつも、嬉しいと感じた方は多かったはずです。
ズーラシアの中の人ではないので、推測の域でしかありませんが、その状況を理解していたからこそ、民意を反映させたのかなと考えています。おそらくは園長がSNS上で感じ取っていたインパクトの大きさに、ひでおを候補から外すことが出来ないとの判断になったのかなと。なにせ、親子2人の名前とは全く関係ない、飼育員さんの名前になるなど…かなりレアなケースですから(苦笑)
愛される存在であってほしい
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結果的に民意は「ひでお」を選びました。他の2つの候補とかなり標が離れていたのは、ファンの方々ではそれだけ愛さる名前になっているというエビデンスにもなりました。
SNSで飼育員さんが偶然名付けた「ひでお」という名前が、オフィシャルなものになる。ファンの想いをしっかりと大切にしてきたからこその結果だったのかな、そんなことを思いました。
今回の一件で、ますますズーラシアを好きになってしまいました。これからも通い続けようと思っています。
こんなことを書きつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!