見出し画像

降雪時に乗って始めた分かった東海道新幹線の凄さ

どうも、ウクモリ ヒロオです。

今朝はnoteを書く時間が無かったため、お昼の移動時間を使って書き始めました。電車に乗っている時間は本当に貴重で、noteの執筆活動だけではなく、あらゆる作業に適しています。昔は寝てばかりいましたが(笑)

ところで電車というキーワードで語ると、昨日は明石と神戸での予定を終えて帰宅しましたが、今回は往復共に降雪の影響で遅れが発生しました。特に明石に向かう際には、到着が遅れてはいけないと思い、急遽列車を2本ほど前倒して予約変更して乗車しました。

結果的には遅れといっても、数分単位の遅れだったので、私にとってはほぼほぼ通常通りだったと感じています。昨日の帰路、新横浜で降車する直前には「到着が遅れて申し訳ない」とのアナウンスが。その数分でスケジュールの変更を余儀なくされる方もいらっしゃったかもしれません。また、東北新幹線を利用された方々はかなり大変だったようです。そんな中、私の場合は比較的時間に余裕があったので、遅れが数分であったことはありがたく、アナウンスに対しても他の方に対しても、逆に申し訳なくなりました。

帰路で印象的だったのは、米原を通過する際、辺りは吹雪いていて視界も悪い状態だったことです。冬場はかなりの確率で雪化粧になっていることが多いエリアですが、今回は列車に影響が出るほどの積雪だったそうで、現地にお住まいの方は大変だったんじゃないかと少し心配しています。

ただ、新幹線はそんな状況の変化があったとしても、若干スピードを落として徐行運転モードになるものの、それで運行停止になる訳ではなさそうです。実際に帰路で米原付近を通過した際も、あまりスピードを下げることなく進んでいました。

それを体験して凄いなぁと、かなり感動してしまいました。

何故感動したかというと、その状況は技術を発展させ、対処出来るよう改善を積み重ねてきただけでなく、通過時のさまざまなシチュエーションによってオペレーションを変えるなど、仕組み全体が叡智を結集した結果だと感じたからです。

おそらく今でも、日本の製品は海外製と比べるとオーバースペックだと言われています。海外の競合に勝てないのは、それが起因する価格的な圧倒的な差だとも。国産の液晶テレビが、あっという間に海外勢の攻勢を受けて淘汰されてしまった時のことを思えば、そういわれても仕方ない部分があることは理解しています。しかし、今回のような事例に触れると、総合的に見たらどうなんだろう・・・そんなことを感じました。むしろ、事例から学び、価格だけで勝負するフィールドから離れいく・・・価値創出型の方が持ち味が生かせるんじゃないかとも。

なぜ、こんなことを書いたのかといえば、私の会社は、ほんの少しだけ価格だけのフィールドから脱却し始めているからです。今までのような、お客様から図面をいただき、納期や品質などを要求通りに応える案件ではなく、お客様の課題を解決するために尽力し、貢献した分しっかりと適正な対価をいただく。実はそんな案件が、少しずつ増えつつあります。

嬉しいことに、そういう仕事が増えれば増えるほど、社員も楽しそうに仕事をするようになりました。先週のギフトショーでご相談いただいた案件の中には、既に社員に任せたものも。また、明日は別のご相談でお客様にご来社いただくことになっており、そちらに関してはゼロベースの案件なので、私が情報交換させていただく予定です。

ちなみに私がよく取り上げる、松下幸之助さんが残した言葉の中に、「適正利潤」という名言があります。価格競合しなくなってきたからといって、暴利を働けば、共栄という言葉とは距離がある関係になってしまいます。おそらくは、その状況は長続きしないのではないかとも感じます。だからこそ私は、末永いご縁を育むためにも、適正利潤という言葉も忘れてはいけないと考えています。

話が若干それてしまいましたが、価値創出型のビジネスに転換出来れば、適正利潤だけでも会社の永続性が高まる・・・東海道新幹線が吹雪の中疾走する状況に触れ、そんなことを考えました。皆様、どのように感じましたでしょうか?

今日のトップ画像は、米原での吹雪を体験した後に訪れた富士山の雄姿を捉えた写真を。珍しく、雲一つない絶景を捉えられました。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

いいなと思ったら応援しよう!