会社が変わるのは「当たり前のことが出来るようになるからだ」と気付いた今日このごろ
どうも、ウクモリ ヒロオです。
昨日、おとといは珍しく、社内で内勤していました。給与計算や事務処理をしっかりと片付けないなと思い、オンラインのミーティング以外は内向きな仕事に終始しました。お陰様で手元に残っていた課題は全てクリア。今日から再び、外向きな時間に終始しています。
ところで2日間、社内の会話を聞いていて嬉しく思うことが多かったです。以前と比べると、社員間のやり取りがとてもポジティブになりました。
「やれない」ではなく、「やれる」を考える
そんな会話が多く、私が会社で掲げている「お客様のお役に立つために出来ること」という言葉と、「ご縁」「正道」といった生きる上で大切だと思っている言葉が、具現化しつつあることが肌で感じられます。
特に不具合が起こった際の対応については、この10年で劇的に改善しました。昨日、昨年秋から対応している製品の精度が起因した不具合も、代替品の選定や基準の見直し等をしっかりこなしたので、良い方向に向い始めています。同時にお客様との関係性もより深いものに。私は何もしていないので、社員には本当に感謝しています。
嘘をつかない
実は20年前に会社に入り、その後経営者となり一番苦労したのは、この点を変えることでした。今だから言えることですが、いわゆる大人の事情と呼ばれる、本来不要なハズの配慮が蔓延していました。特にこの10~20年は、世間でも企業の大小問わずさまざまな不祥事が明るみに出ました。なので、私の会社特有の問題だとは思っていません。
そう思っていたからこそ、正道を歩めば良いと思いました。常識を破るからこそ、当初は胃が痛い思いもしましたが、客観的に見て正しいと思うことを選択し続けた結果、このnoteで書いているような、ご縁を軸にした奇跡が沢山起こるように。松山工業は今、お客様のことを考えて工夫する・・・少しずつ、ただし確実にそんなことが出来るようになってきています。
ゴメンなさい
間違ったらそう言えばいいのに、言えない環境。日本の経済が「失われた」状況が続いているのは、この言葉が言えないからなんじゃないかと思っています。
その点、私の会社はようやく「ゴメンなさい」が言いやすくなってきました。ちなみに先述の不具合は、販売担当者の責任でもないので、ゴメンなさいすら必要ありません。仮に販売担当者や管理担当者が手配を忘れてしまい、納期が明日だったとしても、その時は最初の「ゴメンなさい」があればよくて、あとは皆で力を合わせてお客様により迷惑がかからないように動くだけです。
今年に入り、嬉しいことにお客様からの相談案件がさらに増えました。なにか革新的なことをした訳ではなく、自己都合で物事を考えず、お客様のために当たり前のことをしただけでこんな状況になりました。
もし今、社員が動かなくて困っている…そんな経営者の方がいらっしゃったら、そんな当たり前のことが守れているかどうかを見つめて欲しいです。
当然、経営者自身が嘘をついていないかどうかも含めて。
こんなことを考えつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
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