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契約書をしっかり確認することの大切さ

どうも、ウクモリ ヒロオです。

ここ数週間、取引基本契約書の確認作業が重なっていて、眼が辛い状況が続いています。私の会社は顧問弁護士さんがいるので、ファクトチェックはお願い出来るのですが、最終的には私が条項の文言で良いかどうか決断しなくてはならないため、負荷が減ったとはいえ労力は相当なものになります。ここで妥協してしまった場合、言い訳が出来ないのでかなり慎重に進めています。

お客様からは、いつまでに確認してくださいと期限付きで依頼されていますが、契約書の確認に関しては期限内に終わることはほとんどありません。なぜならば、会社の命ともいうべき書類であり、そしてこれだけは私以外の人間に承認を任せられない重要な仕事のひとつでもあるからです。

ところで、契約書の確認が期限内で終わらなくなったもう一つの理由として、コンプライアンス上の問題もあってか、大企業を中心に取引基本契約書の改定が増えているからです。私自身、チェックが終わっていない契約書がまだ3社分あります。作業としては、私がまず契約書の全体を読み、弁護士さんにファクトチェックをお願いするかどうかを決めます。修正点がわずかな場合や明らかに法改正に合わせて改定している場合などは、そのまま契約する場合もあります。

ただ、最近は全体が修正されている場合が多いので、確認作業は1社最低でも半月ほどかかってしまいます。私の場合は外出も多いので、残念ながらそれで終わることはほとんどありません。ただ、先述の通り、だからといって妥協出来るものでもありませんので、お待ちいただくよう連絡させて貰っています。

ちなみに古い取引基本契約書を読むと、内容がとてもシンプルだったことが分かります。別途協議するという項目も多く、昭和の時代は何か発生したらお互い尊重し合って解決していたのかなと感じます。ただ、時代が変わり特にグローバル化が進む中、契約書の条項に書かれていることが全てだと言わんばかりに契約書が肥大化してしまっています。

今日チェックが終わった契約書も、私の会社からの変更要求点数はとても多いものの、内容自体はスタンダードなもので、難解な部分もありませんでした。ただし、文字数が多いのでチェックに時間がかかります。弁護士さんは短時間で良くあれだけの文章を読み上げ、ファクトチェックまでこなしているなととても驚いています。

どちらにせよ、私は普段、ご縁を育むような活動に注力している一方で、こういった経営者としての役目も果たしています。むしろ社内ではこういった仕事に集中しています。ある意味で社員と分業が出来ているので、経営者がやるべき仕事をこなしている感じです。何気に給与計算などもやっているので、皆さん驚かれることが多いです。

しっかりしているかどうかは別ですが・・・(笑)

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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