私がゼロからイチを創り出す上で必要だと思っていること
どうも、ウクモリ ヒロオです。
最近、小さな会社の経営者の私が、様々なご相談をいただくようになりました。多くは新規事業創出や、コミュニティー創成に関するご相談ですが、ゼロイチから収益まで結びつけているという点で、私の取り組みに興味があるようです。
前にも書いたかもしれませんが、私は10年かけて新規事業の創出に取り組んできました。資金繰りが上手くいっている会社だからこそ、大胆にゼロイチ案件に取り組むことが出来ました。大胆過ぎて、社内にも理解者がいない時期もありましたが、お陰様で良縁に恵まれ、既存のビジネスを尊重しつつも、会社の新たな方向性を示せるようになりました。
「経営者だから出来たんでしょ?」と言われることもあります。その通りかもしれません。ただ、誰かが新規事業の創出に取り組んだからこそ、私の会社では実例が沢山出てくるようになりました。社員の取り組みも変わり、私が知らない製品の取り扱いも始まりました(笑)
大切なのは誰が口火を切るか
中小企業の場合は、経営者が・・・というパターンが成り立ちますが、大手企業ではそれはかなり厳しいかと思います。問題はどうしたら、その点を補完できるのかという点です。大手企業の場合は新規事業室などを立ち上げ、しかも指示系統が社長直下の場合が多い印象を受けます。おそらく、内部で干渉を受けにくいからという理由でそうしていると思うのですが、果たしてそれで良いかというと、実はそれが足かせになっているケースがほとんどです。
なぜかというと簡単で、社長直下だから余計目立ってしまうからです。
私は、大手企業の新規事業関連部署の方とお会いする機会が多くなりましたが、皆さん異口同音「間に挟まれて辛い」と仰います。また、あたかも放課後の部活のような扱いをされているケースもあり、時間が取れない・・・そんなお話も聞きます。しかも、数年後には収益化…などという目標を立てられてしまうのですから、やってられないでしょうね(苦笑)
先ほども書いた通り、私の会社の場合は資金繰りが当分は安定しているだろうからと、長期的に視点で新需要創出に取り組めました。DMM.make AKIBAさんとの関係性なども、数年で実績化などと言っていたら、おそらくは今のような関係は成り立たなかったと思います。あくまでも、あのコミュニティで仲間として交流し続けてきたからこそ、製品化のお手伝いをする機会が多くなりました。
ここまでだけだと超絶なる美談になってしまいますが、実際には多くのチャレンジをし続けた結果が今だということも、誤解を生まないためにも補足しておきます。
何をやればいいのか分からない
中には、この時点で悩んでしまっている方々も思います。そんな状況の方に言いたいのは、15年前は私もこの状態だったということ。悩みに悩みつつ、何が正解だか全く分からずに暗中模索を繰り返し、一歩ずつ歩んだからこそ、ご縁に恵まれるようになってきました。改めて考えると、私にとっての第一歩はご縁を求めて展示会に行き、出展者と会話する・・・そんな極々当たり前のことでした。
時には何も成果なく、傷心状態で帰路に着くこともありましたが、それはそれで「そこでは成果が出ない」と知ることが出来ました。だからこそ、無心で一歩踏み出すことが大切だと悟るようにも。
今週も、色々と学び多き1週間になりました。ご縁に感謝しつつ、週末でリフレッシュしたいと思います。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!