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ようやくポディウムの頂点へ

どうも、ウクモリ ヒロオです。

日曜日にフランスのポール・リカールサーキットで行われたF2選手権で、DAMSから参戦中の岩佐歩夢選手が初優勝を果たしました。フランスF4でチャンピオンになったことをキッカケに、比較的短期間にF3からF2へとステップアップ。その進化ぶりはアルファ・タウリで奮闘する角田裕毅選手にも迫る勢いです。
*今日のnoteの画像は、DAZNで中継された際に撮影したものを加工して引用させていただいています。

昨年のF3シーズンは、ハンガロリンクで優勝した以外はあまり目立つような成績ではなく、年間のランキングも12位にとどまっていました。ただ、走りには確かなものがあり、レッドブル育成ドライバーの中では順位以上に、才能の面で評価されているのかもしれません。

同じ育成ドライバーのヨハン・ダルバラやリアム・ローソンなどが優勝争いを派手に演じる中、岩佐選手はどちらかというと、冷静に判断しながらレース運びをすることが多いように感じます。チャンス到来時に果敢に攻め入る姿勢も持ち合わせているので、今後に進化がとても楽しみな選手です。

DAZNの実況によると、スタッフと情報共有を行ない、しっかりと走りを分析する貪欲さと、人の話にしっかりと耳を傾ける謙虚さも兼ね備えている、かなり成熟された人間性を有しているとのこと。なので、育成チームを統括するヘルムート・マルコが「あとは結果を出すだけ」と述べているように、表彰台の常連になれるようであれば、F1へのステップアップも夢ではない状況にあるとも考えられます。

私はF3時代から彼に注目していたので、今回の優勝がとても嬉しかったです。特にここ最近は、中継での露出度も上がるほどのドライビングを披露し続けていたので、表彰台は時間の問題だとは思っていました。ただ、ポール・リカールで見せてくれたのは、圧巻ともいえるまでの完全勝利。だからこそ、余計にその余韻が濃いものになりました。

先述した通り、現時点においては他のレッドブル育成レーサーの活躍が目立つため、岩佐選手はさらなる活躍が必要となります。が、今回の優勝によって差が一気に縮まりました。ランキング4位につけているダルバラの獲得ポイントが94点、5位のローソンが79点。岩佐は9位ながら72点。レースはまだ10回残っているので、挽回するチャンスはまだまだあると言えます。今後のレース、岩佐選手を応援するのが本当に楽しみです。
(今シーズンは大苦戦している佐藤選手も、何とか挽回して欲しいです。)

今シーズンは、同時開催されているWシリーズでも、野田樹潤選手がアカデミー枠でデビューを果たしました。常連選手との格差に苦戦が続いていますが、このシーズンでしっかりと学んで来シーズンにつなげてくれればよいなと思っています。
(かつてWシリーズに参戦したのち、国内レースで息を吹き返し大活躍している小山美姫選手についても、何気に嬉しくも思っています。)

日本GPも無事に開催されそうな気配です。日程的に鈴鹿には行けそうにありませんが、青山でパブリックビューイングがあれば参加したいな・・・そんなことを思っています。

こんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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