UKT(四段)は間違える #003
将棋ウォーズの棋神クイズをぺたぺたするだけ。
要するに実戦次の一手です。同時に四段()のポカがさらされる….
残業明けできついけど頑張る。今日は棋神クイズの新発見があった。
#将棋 #次の一手 #棋神クイズ
第一問
問題
対抗系の最終盤。
自玉が穴熊で堅いように見えるが、相手の馬と角と桂がよい位置に利いていて、すぐの詰みこそないものの油断するとすぐに崩れそう。一方、相手玉が不安定そうに見えて寄せるのが難しい。そのため一回受けに回る必要があるがどのように指すのがよいか。
正着はどっちでしょう。
解答・解説・言い訳
正解は… 7五歩（+ほぼ互角）
棋神先生曰く7五歩が正着らしい。ただ、同角でどれくらい効果があるのか自分の棋力ではわからない…。
水匠で調べたところ、7五歩は損はないが何か目的があるわけでもない模様。ほかの候補手として3二銀が出てくるが、じっくり読ませると▲3二銀△同金▲同金に△3三銀が好手で以下▲同金△同金でこちらの攻めが続かない。
ここでは▲4八歩で一回受けに回るのが一番ましと思われ、以下△5六馬▲3二銀△同金▲同金△6六角（△3三銀は4一龍。一回受けに回った効果でゆっくりした手が間に合うらしい）で難しい将棋。
穴熊でわかんない時は、とりあえず自陣を埋めればいい感じなのかな？
4七銀（本譜）は間違い（-1720程）
時間に追われて(言い訳) 馬を取ったが危険な手だった。駒から手を離した瞬間に自分のミスに気づく、あるあるだと思います。以下△2七桂不成▲同銀△3九角成でこちらの玉が一気に寄り筋。3五の桂馬が動いたので3五角などの王手は生じているが、詰みにはつながらないので負け。
おまけ
実践は相手が2七桂を逃して別の進行となり下記局面。
ここでは。相手の玉に詰みが生じている。
ただ、残り16秒しかなかなく読み切れず間違いをして負け。時間がある方は私のカタキを討ってください…。
第二問
問題
知らない局面だと思ったら約1年前の自分の棋譜だった。棋神クイズは昔の棋譜からも出るのか…。新発見。
序盤は耀龍四間飛車風に組んで、いろいろあってこの中盤。玉の動ける場所がなく気持ち悪いか（例えば、相手に桂があったら5五桂の一手詰め）。2四歩で相手玉に迫るか、2八歩で相手の角をせめて相対的に自玉を安全にするか。
正着はどっちでしょう。
解答・解説・言い訳
正解は…2四歩（+270程）
自玉が不安定だが、すぐの寄りはないので、一度拠点を作るのがよかった。拠点だけ作って棋神先生曰く1七角。
1七角は見えない、、、確かに2六歩の歩を取ってしまえば角が取れるので勝てそう。ほかには、1三金に1五歩もある。
問題図で玉を攻めるか角を攻めるかだと思ったが、いずれにせよ角を攻める必要はあったらしい。ただ、その攻め方をどうするかという問題だったのか。
2八歩（本譜）は間違い（-350程）
2八歩は間違い。問題が出たときこちらを選択して不正解、1年前からまったく成長していない…。
確かに角は取れるが、飛車先が重いなど駒の働きが悪いのが不満で、また4四歩から銀を追われつつ玉をかためられると勝ちづらいということか。大局観を良くしていきたい…。
追記
過去の棋譜引っ張って見直したら、問題図の二手前、2三歩成同金だったらしい。角の取り方が2八歩しか見えなくて、玉頭の拠点を捨てて実行したんだと思う。相手の角が危ないという感覚は合っていたが、その咎め方がまだまだだった。
第三問
問題
こちらは半年ほど前の棋譜からだった。
対抗形の中盤。玉はこちらの方が堅そうだが、相手の飛車銀でこちらの大駒が抑え込まれると一方的になってしまいそう。
正着はどっちでしょう。
解答・解説・言い訳
正解は… 6七金（ほぼ互角）
6七金と上がるのが正解。相手の7六歩を許してしまうと8四の銀も働きだしてこちらの形勢が悪くなるから、それを防ぐということだと思う。自玉が一瞬薄くなるが、相手より一路遠く、いざとなれば4六歩～4七銀引のように固める手もあるので大丈夫なんだと思う。多分。
8八角(本譜)は間違い（-600程）
半年前の自分は角を引いたらしい。6五から動かれた際に角が当たりになるのを避けた意味と思われるが、この局面の急所は7六なので警戒する筋が違った。棋神先生曰く、以下7六歩～7五銀の要領で飛車角を抑え込まれて不利。駒の損得はないが、評価値は大差になってしまっている。
残業明けに書くのきつい、、、
三日坊主という言葉があるように、今日で力尽きて明日は書いていないかもしれない。
気力が残っていれば更新します。
第一問おまけの解答
▲3三銀△1二玉▲2三金△同銀▲2二銀成△同玉△3三龍以下
もしくは、▲2三金△同玉▲2四金△1二玉▲2三銀以下