実戦次の一手 UKT(四段)は間違える(2024/10/20 出題分)
将棋ウォーズの棋神クイズをぺたぺたするだけ。
要するに実戦次の一手、そして同時に四段()のポカがさらされる…
変な時間に寝て絶望。夜寝れないやつやん。
第一問
問題
今局面を見返しての形勢判断
相振りの終盤。駒損が大きいが、攻めているのでうまくつながればまだ戦えるか
+ いいところ
・攻めている
・カナ駒を複数持っていて、6筋に歩が利く
ー 困っていること
・自玉が薄い
・2二の飛車が詰んでいる
片方は最善手で、片方は実戦の着手(疑問手)
ここではどのように指すのがよいでしょうか
失敗・最善手
実戦は▲5三桂成で失敗(-2061)
実戦の思考・悪い理由
実戦は桂を成ったが錯覚。△同金をうっかりしていて、こちらの攻めが切れてしまった。飛車が詰んでおり勝てない。▲6四歩も読んでいてが、ギリギリ足りないと思い別の手を模索してうっかりしてしまった。
最善手は▲6四歩(-205)
正しい着手・方針
▲6四歩が最善だったか。ただ、以下△6二金▲6三銀△8二玉でギリギリ足りず厳密にはこちらが悪い。
反省・学び
うっかりに気を付ける。
第二問
問題
今局面を見返しての形勢判断
相振りの中盤。飛車金交換の駒損とはいえ、金をすべて取れているのは大きいか。ただ、金を一枚でも渡すと自玉が詰んでしまうので攻めの手段が限られている。
+ いいところ
・金をすべて持っている
・駒がほぼすべて働いている
ー 困っていること
・金を渡したら詰んでしまう形。
・駒損している
片方は最善手で、片方は実戦の着手(疑問手)
ここではどのように指すのがよいでしょうか
失敗・最善手
実戦は▲5四桂(-343)
実戦の思考・悪い理由
実戦は、▲5四桂から駒をばらした。ただ、最後の△同銀が角にあたって忙しい。
棋神先生は▲8八銀という手を示していて、これなら互角に戦えそうだが、盤上の攻め駒がなくなってしまい、手番も渡すので形勢はやや相手がよいか。
最善手は▲9五歩(+248)
正しい着手・方針
▲9五歩という手があったらしい。意味が難しいが、最終盤に▲9四歩で銀を移動する手などを用意する手と思われる。どこかで突き捨てておくと得で、このタイミングはつけるということか。
また、4五に角がいて△6六桂と取られる手がないので、すぐに▲5四桂とする必要はなかったか。
反省・学び
いつでもできる手はすぐには指さない。
今が適切なタイミングか考えるようにする。
第三問
問題
今局面を見返しての形勢判断
四間飛車穴熊の序盤。角交換された手に対しどちらでとるか。どちらも選択肢としてはあり得る。
+ いいところ
・玉が戦場から遠い
ー 困っていること
・2七の歩が浮いている
片方は最善手で、片方は実戦の着手(疑問手)
ここではどのように指すのがよいでしょうか
失敗・最善手
実戦は▲7七同銀(-214)
実戦の思考・悪い理由
▲同桂には△8八角が嫌と感じたので銀でとった。以下△4五角▲7九金△2七角成▲3八金と進んだ。四間飛車穴熊では部分的に発生する変化で、これからの将棋と思う。
最善手は▲7七同桂(50)
正しい着手・方針
問題の局面においては、桂でとるのが最善だったらしい。以下①8八角には▲5五角+▲6四歩の組み合わせが幸便で、▲6三歩成という攻めが厳しく振り飛車が指せる。②△8六飛には▲8七歩と飛車なりを防いでこれからの将棋。
反省・学び
相手陣のわずかな形の違いで指し手を使い分けれるようにする。今回は相手が△5四歩をしていないので▲5五角という手があり、桂でとるのがまさった。
うっかりは恥ずかしい。
序盤をほとんど知らないので序盤研究をどこかでやらないといけないな。