UKT(四段)は間違える #011
将棋ウォーズの棋神クイズをぺたぺたするだけ。
要するに実戦次の一手です。同時に四段()のポカがさらされる….
note書いてから勝率が上がった気がする。
棋力が上がったわけではないけど、見られる可能性があるという意識から手が丁寧になったからだと思う。
将棋は意外とメンタル大事。
第一問
問題
対奇襲。
受け間違えていいようにされたが、多少落ち着いて上記局面。
すぐにはやられなさそうだが、懸念点が多い
・こちらからの攻め味がない
・飛車がほぼ働いてない
・玉が7七に逃走すると6九の金が浮く
どのような方針で指していくのがよいか
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲7八金で失敗(-1138)
実戦は7七からの逃走を意識していた。そのため6九の金が浮いているのを気持ち悪く思い、金を上がった。しかしこれが大悪手で、以下△8五桂と逃げ道を封鎖され手をうっかりしており、次に△6九金や△5九龍の一手詰めが生じている。これが受けづらくそのまま負け。
最善手は▲4五角(+26)
▲4五角が攻防に利く好手。自玉は意外とすぐに寄らない。相手が何もしなければ6三を集中的に狙い、△7二銀などで6三を受けてくれば▲2三角成として、受けに回ったり3四歩からのと金攻めを狙ったりしていくのがよかった。
反省・学び
玉は包むように寄せることを忘れない。相手からの退路封鎖をうっかりしがちなので気を付ける。
第二問
問題
相振りの序盤。
うっかりで馬を作られてしまったが、すぐには活躍しなさそうなのでギリギリ耐えているか。
直前の▲7四歩に数の受けで対抗してきた局面。ぱっと見▲7三歩成が見えるが、形次第では以下△同銀で右矢倉のお手伝いになってしまう。
この局面で成立しているかどうか。
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲7七銀(-35)
▲7三歩成が成立しないと思い銀の活用を目指したが、チャンスを逃した。
最善手は▲7三歩成(+739)
▲7三歩成が成立しており、以下△同桂は▲3四歩で△6五桂▲5二金左で次に5五角を狙い、△7二金なら桂得できてよさそう。△同銀も▲7四歩として、8筋にかわせば▲5五角、△6四銀には▲8二角で優勢。
7三からばらす手しか考えていなかったので単純な▲7四歩が見えていなかった….
反省・学び
7二金がいないなら8二角と5五角を狙って7三を殺到するのが厳しい
第三問
問題
相振りの中盤。
金取だがこちらの玉のコビンが空いていて気持ちが悪い。攻め合って大丈夫なのかどうか。
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲3七金で失敗(-398)
△5三金でこちらが悪いとわかっていたが、次の手順を嫌いコビンを守ることにした。ぱっと見は▲5二桂成(▲8四歩を利かすのもよい)だが、以下△7七角成▲同桂△5五角▲6一成桂△4七歩成でこちらが悪いと思っていた。しかしこの手順には▲4六歩△同角▲3七金打でこちらが優勢だった。
最善手は▲8四歩(+55)
棋神先生は▲8四歩を入れてから▲5二桂成で互角とのこと。上記の攻め合いはこちらが指せるので桂成には銀で対応してこれからの将棋。
反省・学び
この局面で予定変更しているのでは変な気がする。数手前の▲4四桂のところでしっかり読んで自玉を安全にするなどを目指しておくのがよかったか。
更新頻度落ちすぎてやばい。誰も見てないからええやろの精神。