UKT(四段)は間違える(2024/10/6 出題)
将棋ウォーズの棋神クイズをぺたぺたするだけ。
要するに実戦次の一手、そして同時に四段()のポカがさらされる….
昨日達成率が20%超えたけど、今日また20%下回りました。
精進します。
第一問
問題
対抗戦の終盤。
手番を生かして攻めていきたいが、どのように迫るのがよいか。
自玉はすぐには詰まないが、ゆっくりはできない。
・5五角と王手されたときに合駒が難しい
・相手の香車が不気味
そのうえ、攻めが細いので軽すぎると切れてしまう。
確実かつ相手より先に迫る順があるかどうか。
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲3二銀不成で失敗(-749)
実戦は▲3二銀不成で角のほうを取った。以下△同金▲2一龍で迫っていくと同時に、のちに△5五角と王手されたときに合駒できる駒を補充する意味だった。しかし、△2二金打▲1一龍△1三銀とがっちり受けられると攻めが切れており失敗だった。
最善手は▲5二銀成(+500)
▲5二銀成で迫るのが最善だったらしい。以下△同金なら▲2二金で寄り筋。△5五角が怖いが、棋神先生曰く、▲3七桂でギリギリ耐えている。△5五角▲3七桂△2七香成▲4二成銀の攻め合いは紙一重こちらが勝っている
反省・学び
相手の攻めを警戒して駒を補充したが、攻めが切れてはゆっくりした攻めで負けてしまう。ギリギリの終盤は、しっかり読みを入れて相手の攻めを見切るようにする。
第二問
問題
対抗系の中盤。
相手に飛車先の突破を許したがこちらも飛車が成れる局面。駒が捌けた形なので振り飛車成功と思いたいが、7八の銀が取られそうな駒になっているのが懸念。
単に飛車を成ってよいものか。
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲7七角で失敗(-529)
実戦は角を打った。単に▲6一飛成だと△8八飛成で銀取にされたとき受けづらいと思い、▲7七角△同角成▲同桂とした。以下△8八飛成▲6五桂として、銀取にしつつ△7九龍には▲6九銀で大丈夫という読みだったが、△7九龍▲6九銀には△7七角が厳しかった。
最善手は▲6一飛成(+311)
問題図では飛車を成ってしまうのがよかった。以下△8八角成には▲8七角という手があったらしい。銀にひもをつけつつ、飛車の縦の利きを止めている。
反省・学び
▲8七角は知らないと指せない手なうえ、それが読みにないと飛車成に踏み切れないので、こういう手があると頭に入れておく。
第三問
問題
対抗系の中盤。
相手が8五桂から桂交換を挑んできた局面。基本駒がぶつかったら取る一手だが、工夫する手順があるかどうか。
最善手はどっちでしょう。
失敗・最善手
実戦は▲8五同桂(-247)
実戦は手拍子で▲同桂としてしまった。以下△同飛に▲2四桂が考えていた手で、△2三銀なら▲6四角として飛車で金取にし、銀がかわさなければ銀桂交換ができるという読みだった。しかし、のちの△2六歩の反撃が穴熊の急所を突かれて厳しかった。
最善手は▲6五桂(+432)
跳ね違いの桂が好手だった。以下同歩は飛車が取れ、銀が動くと▲6四角が厳しい。相手から有効な反撃もないので優勢だった。
反省・学び
駒がぶつかっても手拍子でとらない。桂は跳ね違いが好手になることが多いので、特に手拍子にならないように癖をつける。
眠い