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家族で巡るやんばるの魅力:比地大滝ハイキングから沖縄の刺身、フルーツパークまで

8歳の息子と、2歳の娘と、夫婦で6泊7日の沖縄旅行に来ている。4日目はやんばるの大自然と食を家族で満喫する旅だった。

朝のホテルでの親子のいざこざから、家族の絆を取り戻した比地大滝トレッキングへ。滝を見に行くために滝のような汗を流しながら、やんばるの山々では本州では見られない植物や昆虫を家族で楽しんだ。
シークワーサーパークやフルーツパークでは、親子で学びながら、沖縄の豊かな果樹の魅力を堪能した。やんばるの豊かな自然に触れながら、家族の絆を深める素敵な一日を過ごすことができた。


9:30 出発前

昨日の夜、息子は勉強を終わらせることができずにいたが、今日は出発前にやり遂げたようだった。しかし、実際にはまだ終わっていないことが後で発覚する。

Eテレを見る

自由を手に入れた息子は、Eテレの「さすらいのとどうふ犬」を見ていた。その番組によれば、私たちの故郷である埼玉県は那覇よりも暑いらしい。

のんびりとテレビを見ていた息子は、出発直前になっても準備ができていなかった。家族全員がイライラし、まったく動こうとしない息子をホテルに置いていくことにした。
しかし、15分後には心配になり、ホテルに迎えに行くことになった。息子の行動力をどうにかしたい。

11:30 比地大滝キャンプ場

キャンプ場に到着

山の中には聞いたことのない鳥の鳴き声や川のせせらぎが響き渡る。まさに音を楽しむ山だ。外国人観光客、特にヨーロッパ系の人々が多い。

巨大な葉っぱ
最初は2歳の娘も元気に歩いていた
カメレオンみたいな動物
吊り橋からの景色

最初は順調だったが、次第にハイキングが辛くなってきた。汗が滝のように流れ、眼鏡が曇る。
真夏の沖縄での山登りはなぜこんなにも過酷なのか。というか、なぜ真夏の沖縄で山登りをしようと思ってしまったのか。

終盤になるほど険しくなっていた。
「たくさん歩いた!」と思ったら50mしか進んでいなかった時の衝撃。

残り150mで挫折しそうになる。

本当はやんばるの木々を眺めながら「珍しい昆虫がたくさんだね」と言いたかったが、そんな余裕はなかった。

休憩しながら巨大な岩を見る

ここまでは娘を抱っこし続けていたが、妻に預けてラストスパートをかけようした。すると娘が「あーちゃんも行くー!」と泣き出した。
その姿を見て、置いていくことができず、震える足で娘を抱き直し、一緒にゴールまで向かった。

ゴールの滝が近づいてきた
遂にゴール!やり遂げた!

今回の山登りでは、みんながそれぞれのタイミングで挫折しそうになったが、「ここで待ってていいよ!ここまで来たからにはもう少し行ってみるわ!」という声に励まされ、全員が最後まで歩き切ることができた。
4人いなければ、ゴールすることはできなかった。山登りの後に飲んだコーラが最高に美味しかった。

若い息子と抱っこされてた娘は帰りも元気だった
カエル
珍しいトンボ
ヤモリ

13:30 国頭港食堂

海が見える絶景の食堂。ハンモックもあり、ゆったりと揺られながら海を眺めることができる。

食堂横にある広大な広場
広場からは海が見える
渋い面構えだけど店内はキレイだった

駐車場には「わ」や「れ」のレンタカーではない県内ナンバーが多く、地元の人に愛されている店のようだ。料理は魚系がメインで、お刺身セットや焼き魚、煮魚が付いてくる。

刺身5種盛とサバ焼き1500円くらい

味も文句なしに美味しく、ご飯はおかわりが無料。息子がたくさん食レポをしていた。
やんばるで沖縄の魚料理が食べたくなったら、またここに来たい。

庭にマンゴーみたいなものが植えられていた
ベンチから海を見る

食後に、海の近くのベンチで娘を眺めながら妻とゆっくり過ごした。波の音と肌を撫でるような風が豊かで、旅行の楽しみは、動画や文章では伝わらない温度や風、味を楽しむことなのかもしれない。そこで娘のオムツを替えながら、「お仕事やめたらこんな感じなのかなー」と話した。

国頭港食堂

15:30 シークワーサーパーク

やんばるの入り口にあるシークワーサーの工場見学に行った。

シークワーサーパーク

入口でシークワーサージュースの飲み放題があり、たくさん飲もうとしたら信じられないほど苦かった。苦い方が健康に良いらしい。
工場は9月から稼働するということで動いていなかったが、店員さんが動画で説明してくれた。シークワーサーは皮に栄養があるため、皮ごと使っている。

工場内の設備

店員さんの話を聞きながら、「広い敷地のど真ん中に設備がぽつんと1つだけあるなんて、面積生産性の悪い贅沢な設備レイアウトだな」と職業病のようなことを考えていた。

妻はシークワーサーを気に入り、ジャムやジュースを買うかどうか楽しそうに悩んでいた。

17:00 OKINAWAフルーツらんど

朝からやれていなかった勉強を終わらせたので、息子が行きたがっていたフルーツランドへ。
やり始めたら10分で終わることなのに、どうしてもやり始めることができない。何とかしてあげたい。

スタンプを押していく
鳥がいた

フルーツランドはスポットごとにフルーツに関する問題が出される形になっていた。
息子は文章を読み飛ばしてしまう子なので、適当にスタンプを押すだけの謎イベントになっていたが、途中から割としっかり読んで遊ぶようになっていた。

私のような文字を読める大人からすると、沖縄で育つフルーツの豆知識が学べて楽しい場所だった。沖縄のフルーツについてもっと知りたくなったら良い場所だと思う。

暑いのにアイスはあまり食べないらしい
答えは1度。取り切ったら切り倒すらしい。
説明書きの近くに、大体本物の果樹が植えられている
フリーレン「暗いよー怖いよー」

18:30 かねひで・ジャンバルターコー

かねひでは、月曜日は20時過ぎに行ったのでほとんどお惣菜がなかったが、今日はたくさんあった。

かねひで
ジャンバルターコー

ジャンバルターコーはタコスのお店で、外観は昔ながらの店。駐車場がなく、路駐する感じだった。次々と入れ替わるように車が路駐されていた。

20:00 ホテルで晩酌

買い出ししてきたものを床に並べて、今日も晩酌した。TVerでビリオンスクールを見ながら、タコスやぜんざいを食べた。旅行先では外食するのも良いが、ホテルで晩酌するのが我が家の楽しみ方になっている。

晩酌の品々。見た目が悪い。

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