YokotaNanshin

面白かった映画や本を紹介しています。

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    白帯柔術家の練習記録

  • 中島聡さんへの質問

    このマガジンは、ソフトウェアエンジニア中島聡さんの有料メルマガ『週間Life is beautiful』のFAQコーナーに筆者が投稿して「いいな」と思ったものを紹介しています。※メルマガの内容を転載することは、中島さんご本人からメルマガを通して承諾済みです。

最近の記事

筑波大学 マレーシア海外分校(2024年9月開校)

2024年9月、筑波大学 マレーシア海外分校が首都クアラルンプールに開校しました。日本にある大学のうち、日本の大学の学位を授与する学部を、海外に出したのは筑波大学が初めてです(他の日本の大学も海外に拠点はありますが、学位は取れません)。今のところ授業はすべて英語で行われています。 英語で授業を受けて、日本の大学の学位(しかも筑波大学)が取得できるのは、海外在住でお子さんを持つ家庭にとっては朗報だと思います。海外で育った子供は英語は得意ですが(中学生でTOEIC満点の子もいま

    • マレーシアの語学学校に2週間通ってみて(ムスリムの人達との交流)

      今日はマレーシアの語学学校の最終日でした。元々1ヶ月間は勉強する予定でしたが、2週間で終了。あえて延長はしませんでした。色んな意味でもうお腹いっぱいです。今後はまた独学に戻るつもりです。 自身の英語力に満足した訳ではありません。むしろ語学学校での生活を通して、1ヶ月では全く足りないことに気付きました。最低でも3ヶ月。ビジネスレベルに到達するまでには、6ヶ月から1年は必要だと今は痛感しています。 マレーシアの語学学校に通って一番良かったのは、ムスリムの人達と交流する機会を持

      • Ikigai

        ルームメイトのマレーシア人女性がこの言葉を使っていたので、どこで知ったの?と聞いたら、教えてくれたのが「Ikigai」というベストセラー本(ジャンルは東洋哲学)でした。海外のYoutuberたちもこぞってこの概念を取り上げていた時期があるようです。 日本の"Ikigai"が、なぜ海外で注目されているのかというと、きっかけは世界にたった5つしかないブルーゾーン(100才以上の割合が多い長寿地域)の1つに沖縄が選ばれたこと。その後、沖縄の人たちがなぜ長生きするのか?を調べたとこ

        • 人と良い関係を築くことについて

          自分が比較的上手くお付き合い出来ている相手と、そうでない相手の傾向が分かってきました。 どうやら、以下の人たちとは比較的 良好な関係が 取れている(た)気がします。簡単に言えば、僕にとってリスペクトできる人たちです。畏敬の念と言ってもいいかもしれませんが、彼らとはあまり喧嘩別れをした記憶がありません。 ・自分よりも年上の方 ・経営者 ・飲食人 ・水商売関係者 ・子育てしてる ・他人に優しい ・音楽を愛している ・何かに打ち込んでいる(仕事でも趣味でも) 20代前半のうち

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        記事

          「チャイコフスキーの妻」(2022)

          ロシアの天才作曲家チャイコフスキーと2人目の妻 アントニーナ・ミリューコヴァの結婚生活を、妻側の視点から描いた作品。 チャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻した。史実によれば、二人は結婚してすぐに別居。その後40年間 お互いに一度も顔を合わせることなく、妻は精神病棟で亡くなった。彼女は最後まで夫のことを愛し続けたが、その愛情が報われることはなかった。むしろ、長年離婚に応じない頑固な女。チャイコフスキーの創作活動を妨害した"世紀の悪妻"の1人として歴史に名を残してしまう。

          「チャイコフスキーの妻」(2022)

          不動産がもたらす信用(『仕事の辞め方』鈴木おさむ)

          『仕事の辞め方』(鈴木おさむ) 19歳からフリーで放送作家をやってきた鈴木おさむさん(51歳) 本題の仕事論の話はさておき笑 30台半ば独身、フリーランスの自分に一番刺さったのは、不動産がもたらしてくれる信用の話。 フリーランスは社会的信用が低い。鈴木さんは放送作家として早いうちから売れて、20代中盤から月100万以上稼いでいたらしいが、その時の彼でもクレジットカードの限度額は5万円(そもそもクレカの審査が通らなかったり) 、賃貸で部屋を借りるのを断られたり(通帳の残高

          不動産がもたらす信用(『仕事の辞め方』鈴木おさむ)

          セイゴウ先生

          2013年3月 フジテレビ「オデッサの階段」の最終回でこのおじいちゃんが出演してた。(なんか色気のある人だなぁ…)と思って、この人の主催する編集学校に入学。半年学んでから、卒業式で本人と話す機会を持てた。 元々ファンじゃないから本人に聞きたいこともなかったけど、話すうちに楽しくなって最後は質問攻め(何時間寝てますか?→ 4時間半。それ以下は効率下がる / 村上春樹の作品をどう思いますか?→ 文章下手だね)。知らないことを聞かれると「怒る」か「誤魔化す」大人が多い中で、松岡さ

          セイゴウ先生

          「満足」よりも「納得」(『感情を整える』桜井章一)

          ゴールよりも大切なのはプロセス。登る山を決めたら、あとは1日1日が勝負。自分の納得のいく勝負ができているか、納得のいく準備をして、納得のいく行動ができているか、を日々確認する。

          「満足」よりも「納得」(『感情を整える』桜井章一)

          映画「ルックバック」〜とにかく描け〜

          「絵が上手いこと」でちやほやされるのは小学校の3〜4年までだ。その時期は、絵の上手い子の机に人だかりが出来ていた記憶がある。コミュニケーションが得意じゃない子は、自分の書いた絵を机にさり気なく出しておいて、クラスメイトに"発見"されるのを待つ(「机SNS」)。そういう子は、たとえ勉強や運動ができなくても周りから一目置かれていた。ところが、こういう文化系の人間にとっての幸福な状況は小学校の高学年になると一変する。中学進学を控え、勉強やスポーツを出来る人間の価値が高まると、芸術系

          映画「ルックバック」〜とにかく描け〜

          菊池寛の短編『形』(天牌外伝より)

          "昔、摂津の国に、中村新兵衛という侍大将がいた。彼は『槍中村』と呼ばれるほどの大豪の士として恐れられ、戦場では常に真っ赤な羽織と金色の兜を身に纏っていた。その鮮やかな衣装を見ただけで誰しもが逃げ出したそうだ。 あるとき初陣の主君の子が新兵衛に「もしよろしければその羽織と兜と貸してもらえぬか」と言ってな。新兵衛は兜に負けぬ働きをしろと快諾した。若者は期待以上の働きをし、それに続けとばかり新兵衛も敵陣へ突入した。 黒革縅(おどし)の鎧と、南蛮鉄の兜を被った新兵衛を、敵は新兵衛

          菊池寛の短編『形』(天牌外伝より)

          『鳥山明⚪︎作劇場』(1983年)/鳥山明

          鳥山明の漫画短編集。23歳の頃のデビュー作『ワンダーアイランド』が収録されているけれども、これが全然面白くない。実際、当時の読者投票でもダントツで人気がなかったらしい。 それから約1年間ボツが続く。(ページ数にして約500)、久しぶりに載った作品もパッとしない。ただ当人はこの期間を苦にしてなかったようで「この1年間はなかなか勉強になっておもしろかった」と後から振り返る。天才にも下積み期間はあった。 『鳥山明⚪︎作劇場』の魅力は、著者の試行錯誤を一緒に体感できることにある。

          『鳥山明⚪︎作劇場』(1983年)/鳥山明

          Bruce Lee - Interview(1965)

          Interviewer: Bruce, tell us your name, your age, and where you were born(ブルース、あなたの名前、年齢、それと、どこの出身か?を私たちに教えてください) Lee: My last name is Lee, Bruce Lee. I was born in San Francisco in 1940. I'm 24 right now. (名前はリー。ブルースリーです。1940年にサンフランシスコで生まれ

          Bruce Lee - Interview(1965)

          2024年の目標 第二四半期の振り返り

          2024年の目標 第二四半期の振り返り ◾️健康 ・1日7時間以上寝る   →○大体出来てる ・果物か野菜を毎日取る   →○リンゴをほぼ毎日食べてる ・ほぼ毎日声を出す(低音でアーとか)   →○ 英語の学習で声を出してる。喉の調子が良い。 ・ほぼ毎日散歩する(雨の日以外)   →○ シャドーイングで散歩が習慣ついた ・ほぼ毎日日記をつける   →△ 5月後半で中断。モヤモヤを消化したいときたまに書く ◾️家族 ・家族で旅行をする   →未達。父親が行きたが

          2024年の目標 第二四半期の振り返り

          なだぎ武が10代の時に引きこもっていた話

          なだぎ武は中学の頃にいじめられた経験から15〜17歳の間で自宅に引きこもっていたらしい。食事の意欲を失い、元々は身長130cm60kgの肥満体でいじめられていた彼が後半はガリガリに。栄養失調で入院したとき、医者から「こんな生活してたら死にますよ」と告げられる。「俺死ぬんや…あっ、でも、死にたくないな」と自分に生きる意欲があることを自覚する。 なにか行動しなければ。その頃『男はつらいよ』にハマっていたなだぎ、寅さんのような人間力を身につけたいと思った彼は、人生初の一人旅に出る

          なだぎ武が10代の時に引きこもっていた話

          株式投資家のテスタさんが家賃を上げ続ける理由

          テスタさんは、これまで意識的に家賃を上げてきたらしい。理由は株式投資のモチベーション維持。(今の生活費だったら一生安泰だな…)と思い始めてから株で勝てなくなった経験があるので、そこで、家賃を上げ続けることで「稼がなければいけない」と自らに発破をかけてきたそうだ。 家賃(=固定費)は"絶対悪"だと信じてきた自分にこの考えは突き刺さる。家賃を極力抑えて、自炊中心の食生活をして、人付き合いを減らして、夜の街にも繰り出さず、お金のかからない趣味(ピアノ&柔術)をしていたら、生活費は

          株式投資家のテスタさんが家賃を上げ続ける理由

          『8princess』解散ライブ(2024/3/31)

          今日は八王子のご当地アイドル(ロコドルというらしい)『8princess』の解散ライブ。友人の妹さんがメンバーの1人で(最後だから)と声をかけてもらった。結果とても楽しかった。知ってる曲が1つもない初見の中年を前のめりにさせるくらいだから、彼女たちのパフォーマンスに力があるんだと思う。 妹さんは創業メンバーで、高校1年から27歳までの12年間を『8princess』の活動1本に専念した。その間、ほとんど土日休みがなかったらしく「アイドルを引退したら何をしたいですか?」の質問

          『8princess』解散ライブ(2024/3/31)