習い事を始めての氣付き(1)

『武士道』に憧れている
わたしが選んだ習い事は
『居合道』『合気道』『着付け』
の3つだ。


どれもわたしにとっては重要で
順番なんてつけられなかったため
結局全ていっぺんに始めることになった。


始めての習い事というのは
当然全くできないところからのスタートで
できる先輩たちに囲まれた中で
わたしは1人醜態を晒しまくり(笑)


そもそも子どもの頃から
「わたしにはできる!」という経験がなく
「できない」ということに
コンプレックスを持っていたのか
「できるわけない」と思い込んでいたのか
そんな昔のわたしはそれが嫌で
続けることができなかった。


だから今は「わたしはこれが得意!」と
言えるようなものを持っていない。


それがこの3つをただひたすらに続ければ
自分にもそういうものができるんじゃないか
という期待も持っている。


習っている他の方々より
できる必要なんてない。
ただひたすらに続けて
習っている他の方々の中でも
普通レベルでできるようになれば
習っていない人よりはできるということ。


だから他の人と比べることはせず
ただひたすらに続けていこうと思っている。


以前にも習い事をしたことはあるのだが
しっくりこなくてやめてしまったのだ。


だが今回は違う。
ちゃんとやりたいことに向かえる習い事だし
習得後の自分も想像できる。
逆にこれをしないとなりたい自分になれない。
だから続けるしかない。


意外な発見なのだが
3つの習い事(ABCとしよう)を
いっぺんに始めたことで
Aの習い事の場所では
何もできない初心者であっても
その場所の中でBを習っているのはわたしだけ
だと思うのでその点が自信になっている。


そのおかげで全ての習い事の空間の中で
何もできなくて醜態を晒しても
1番下っ端でも
わたしより年下の先輩がいても
謙虚でいられている。


これがもし
1つしか習い事をしていなかったら
できるようになるまでは
心がしんどかっただろうなと思う。


そして習い事を始めたことによって
今までは『家庭』と『職場』でしか
人と触れ合うことはなかったのが
同じものが好きな趣味仲間ができたことに
すごく喜びを感じている。


同じものが好きな人たちと一緒に
好きなものに触れられるというのは
すごくいいものだ。


正直わたしの趣味は
万人受けするものではないという
自覚はあったので
分かち合える人が周りにいなかったので
思い込んで飛び込んでみて
本当によかったと思っている。


いっぺんに3つも始めたので
1ヶ月の予定を立てるのに悩むこともあるし
道具を揃えるのも一苦労だが
これらはわたしの『修行』だから
黙々と続けていく。


夜空

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