モブサイコ100について語る
お風呂で最近読んで「これいいな~~~」と思ったマンガについて振り返っていたら、急にモブサイコ愛が噴出してきたので冷めやらぬうちに書き記す。
『モブサイコ 100』という漫画がある。
あらすじをざっくりと、
私的見解を交えつつ言うとこんな感じ。
主人公は男子中学生、モブ。
実は世界最強クラスのサイコキネシスの持ち主だけど、本人は自分を「超能力を持ってるだけの、モテたい願望のある普通の中学生だ」と自認している。
もう一人の主人公は、
モブの師匠である霊幻(れいげん)。
自称霊能者で、"霊とか相談所"の所長。
モブと霊幻、そして二人を取り巻く人々によるオトナとコドモの成長記だ。
詳しくはこちらをば☆
《裏サンデー公式》
https://urasunday.com/title/2
《Wikipedia》
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%96%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3100
~以下、軽くネタバレあるかもです~
私ね、、
霊幻のモブへの接し方、
めっちゃくちゃ好きなんですよ(°Д°)(°Д°)(°Д°)
モブは霊とか相談所でバイトしています。
で、普段、
霊幻はモブの力に頼りまくっているんですね。
なんだけど…
霊幻は、ここぞというときはモブに
背負わせないんですよ。
モブと霊幻の前には、敵…というか
"大人になれなかった大人"が立ちはだかります。
みんな強力な超能力を持っている。
霊幻は力じゃ敵わない。
自分じゃ敵わないと知ってる。
でも、立ち向かおうとするモブに頼るんじゃなく「おまえが立ち向かう必要はない」って言うの。
おまえはただの中学生だって。
責任は"大人が"取るべきなんだって。
なんだろうな~、
大人のツケを子どもに払わせようとしないのよ。
これすごいなって思って。
だってモブは
めちゃくちゃ強い超能力の持ち主だよ。
たとえ子どもでもさ、
立ち向かえるのがその子しかいなかったら
つい委ねたくなると思うんだよ。
でも霊幻は、
「大人のケンカは大人が買う。おまえは安心して子どもでいろ」って言うのよね。
これだよ!
大人のあるべき姿ってこうだよ!
って私は思った。
子どもを無理矢理大人にしない。
子どもが安心して子どもでいられるよう、
大人の責任は大人が取る。
それが大人なんじゃないかって。
結果的に、
モブが対峙することもあるんだけどね。
そんなシーンも、
どうしてモブが対峙することになったのか
過程がしっかり描かれてるんだよね。
最終的に、
モブは自分の内面と向き合うことになる。
そのエピソードでの
モブと霊幻も最高なんですよ!!!
霊幻は、我を失ったモブに自分をさらけ出す。
ずっと隠してきた霊幻自身の弱さを。
その姿は全然かっこよくない。
泥臭くて、カッコ悪い。
でも、だから、
モブの心に響いた。
これもさ~~~
今を生きる大人に必要な姿だと思うんだよー。
かっこ付けない。
見栄を張らない。
弱味を見せてもいい。
できないって言っていい。
モブと霊幻を見てるとさー、
人として対等であるって
こういうことかな~と思うんですよね。
16巻という巻数ゆえに
購入には至らなかった『モブサイコ 100』。
今月はクリスマスあるし、
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