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イギリス小学校 Year5の時間割を紹介。ちなみに歴史の授業ではどんな事を習うのか。ローマ軍って何?

お父さんです。

このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。

今回の記事について                                      
今回の記事は、イギリスの小学校Year5の時間割と、Year5で習う歴史の授業についてご紹介したいと思います。当然ながら日本の歴史とは全然違う内容。ローマ軍について書きたいと思います。皆さんの参考になれば嬉しいです。


今回の記事は我が家の子供たちが通った小学校での歴史の授業についてです。前回書いた記事でも紹介しましたが、Year3(日本の小学校2年生)くらいまでは、英語(国語)と算数と体育がメインの低学年時の授業が、Year5からは色々とバリエーションが増えてきます。Year3の時との変化点でいうと、

-終業時間が30分遅くなって16時になる(Year3の時は15:30くらいまで)
-科目が増える(具体的にはHistory、Geography、第二外国語のスペイン語)
-それぞれの科目の難易度が上がる

という事でしょうか。Year3やYear4の時は、割と私や妻でも簡単に理解できる事が一気に難しくなり私も「ん?これ何だっけ」となります。また下記のYear5の時間割を見て頂くと分かるように、1コマ40分の授業が1日10コマあります(下図は12コマありますが、2コマは休憩とランチですので実質的な授業は10コマ)。重点科目である算数(Mathmatics)と国語(English)は毎日午前中にありますが、午後になると、GeographyやHistory、またスペイン語などの色々と新しい科目が登場するようになります。

一方で重要なポイントとしては、午前中に必ず算数(Mathmatics)と英語(EnglishとReading period)がそれぞれ2コマずつ、ほぼ毎日設定されている事です。重要な科目の基礎をしっかり固めるという事と同時に、毎日継続して続けるという事が徹底されているのが非常に特徴的です。Year3の時はいずれも1コマずつだったのに、やはりYear5からはお勉強の難易度が上がる感じでしょうか。その意味でもイギリスの小学校に入る際は、Year5からスタートするのはそれなりに難易度が高いと思います(特にプレップスクールの場合)。娘は編入時は年齢的にYear5でしたが、敢えてYear4に下げて入学させてもらったのは良かったなぁと振り返ってみて強く思います。

Year5の時間割

次に新しく加わる科目について。
例えばHistory(歴史)ですが、どのような事を具体的にやっているのでしょうか。以下が一つの例ですが、まずいきなり難易度高いのが、
「ローマ軍のイングランドへの侵攻」です。
・・・まったく分かりません。。見当もつきません。そもそも「そんな事あったの?」という感じですが、イギリス自身から見ると、自国のピンチだったという意味で非常に重要なイベントだったという事で習うべきトピックスに設定されているようです。

ローマ軍ってなに?

このトピックには全く私も妻も土地勘がなく、読んでも全く頭に内容が入って来ませんでした。どうやら紀元100年前後にローマ人がイングランドにやってきて云々という事だとは思いますが、それがどうした?という感じです。それでも子供たちは初めて習う歴史に対して特に嫌がる事も無く、淡々と読んでいました。ふつう日本の歴史の場合だと「マンガで読む日本の歴史」的なものを読ませたり、普段の会話の中とか旅行中にお寺を訪問した際に色々な昔の事を体験的に学んでいく事があると思うのですが、何のゆかりも無いイギリスの紀元100年頃の出来事について習うのはハードル高いなぁと思った事を覚えています。

ちなみに、この後の歴史の授業では、
-ローマ人による侵攻
-アングロ・サクソン人の侵攻
-バイキングの来襲
-ノルマン王朝
-マグナカルタ
-バラ戦争
-イギリス国教会の成立(ローマ教会から独立)
-エリザベス1世
-ピューリタン革命
-チューダー朝

など、あまり日本人には馴染みのない事がどんどん歴史の授業として展開されていきます。妻は何とか子供たちをフォローしていたようですが、私は最初からチンプンカンプンで、最後まで全く理解できませんでした。

いずれにせよ、今回の記事では
①Year5からは、時間割も内容も結構ハードになる
②歴史や第二外国語などの履修が始まる
③英語と算数もコマ数が増えて且つ毎日2コマずつある

というお勉強を頑張るムードが少しずつ高まっていく事をお伝えしました。今回も長々と書いてしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。皆さんの参考になれば嬉しいです。

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