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小学校の平日に行われる学校対抗試合。平日午後2時に学校のグラウンドにいるのはパパばかり。皆さんのご職業は一体?

お父さんです。

このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。

今回の記事について                                      
今回の記事も、お勉強とは少し離れた話題について書きます。平日の昼間に行われる学校対抗の試合。試合の見学に来ているのはお父さんの方が多いです。なぜ平日の昼間なのに見に来ることができるのか。お仕事はどうしてるのか?という素朴な疑問から始まり、皆さんの様子や職業について書きたいと思います。皆さんの参考になれば嬉しいです。


先日学校でのスポーツの授業が非常に多いと書きましたが、他の学校との対抗試合は平日でも(平日の方が多い)盛んに行われます。その際には親にもメールで案内がきて、「火曜日は○○とラグビーの対抗試合です」などの案内がシーズン中はほぼ毎週来ます。当たり前ですが平日の午後に行われるイメージですが、私は(父)は仕事があるせいでほぼ行けません。というか平日に行った回数はゼロです。こちらサラリーマンの宿命というか、会社勤めの限界です。この記事を読んでくださるお父さん方にはご理解いただけると思うのですが行けるのはだいたい妻で、昼間の子供たちの試合の様子を夕食の時に聞いて楽しむという感じでした。

ただ妻によると、試合を見に来ているのはどうやら圧倒的にお父さんが多いとの事。妻が試合を見に行ってみると、大体生徒のクラスの内7-8割くらいの親御さんが来ていて、そのうち8割はお父さんだと。お父さん達は一生懸命子供たちの事を応援して、また家に普通に帰っていくという感じです。しかもあくせくと時間を気にしてという感じでもなく、ゆったりと帰っていく感じだそうです。

「なんでそんなことできるの?」「え、働いてないの?」

というのが私の最初の感想で、「平日2時なのにお父さんたち働かなくていいのかな?」という疑問が沸くのが普通の感覚だと思いますが、これが我が家の子供たちが通っていた小学校の風景でした。おそらく私立の小学校であることや、生徒の親御さんたちが自営業(ビジネスオーナー)である事が多く、それがお父さんが見に来る数の方が多い背景だと思います。

なんとも羨ましいのですが、自分で自分の時間をコントロールできるというのは人生において非常に大事な事だなぁと思います。
極論を言うと、「労働者」として自分の時間を売って給料をもらうのか、
もしくは「資本家」として誰かに働いてもらってお金を稼いでいるかという違いと言ってもいいかもしれません。「誰かに働いてもらってお金を稼ぐ」という感覚は日本人には馴染みが少ないと思います。真面目に働いて、結果として給料を稼ぐことが正しい労働なのだという意識の方が私も含めて一般的な日本の人には強いと思いますが(少なくとも私はそう)、こういう環境にいるとその感覚が必ずしも全てではなく正しい事でも無い事に気付きます。

我々には職業選択の自由がありますし、自分で起業をしてリスクを取りながらも自分の時間や人生を自分でコントロールする事で、平日の午後に子供のサッカーの試合を見て、成長を常に見守りながら過ごすという選択肢も現実的にあるのだなぁという事に初めて気付いた瞬間でした。どちらが良い・悪いという事では無いと思いますが、こういう世界もあるという事を認識したうえで、自分はどうしたいのかを考える事がとても大切だと思いました。

という事で、そういったお父さん&お母さん達の職業は一体何なのかですが、我が家が住んでいたエリアは郊外にしては経済的に余裕のある人たちが比較的多く住む場所でした。正確に言うと我が家はそういったお金持ちが多く住んでいるエリアの一番端っこにありました。子供たちの友達付き合いが多くなるのに伴って、学校やお互いの家への送り迎えで親御さんと話す機会も増えてきます。そんな時に私や妻の下手な英語でも、ちゃんと話を聞いて付き合ってくれるナイスな方々ですが、子供たちを送り迎えするクルマを見ると、とても高そうなクルマばかり。(ちなみに我が家は中古のトヨタでした。「なんか文句あるか」的な感じですが、全然気にしません)。という事で皆さんの職業は大体以下のような感じでした。

1位:自営業(=ビジネスオーナー。社長)。これが圧倒的に多い。
2位:金融系(普通の銀行ではなく投資銀行やヘッジファンドなど)
3位:弁護士・コンサルタントなどプロフェッショナル職業。
4位:会社員・駐在員(私を含むいわゆる普通の企業にお勤めの方々)
5位:謎の方々(たぶん代々資産を持ってるとか)

圧倒的に多いのが、ご自分でビジネスをやってらっしゃる人です。何の商売かは良く分かりませんが、貿易関係とか飲食店経営とかが多いです。面白いところだと私でも知っている有名サッカー選手(プレミアリーグ)のエージェントをやっている方もいました。2位は投資銀行やヘッジファンドなどの金融系。3位、4位はそのままシンプルで分かりやすく、5位のナゾ系というのが未だに分かりません。妻いわく、子供のサッカーの試合とか平日でも必ず見に来ていて、ヒマなのかなという風貌ですが、送り迎えは必ず見た事も無い赤いクルマで、家が大使館みたいに大きい人がたまにいらっしゃいます。はてなマークが頭にたくさん浮かぶのですが、一度笑ってしまったエピソードが、ご自宅に伺った時のできごと。

お友達の家。大きいです。。。


息子がそのお友達の家に遊びに行った際、私が息子を送って行ったときの事です。「お茶でも飲んでく?」とお父さんに誘われて自宅に入りました。そうしたらリビングが、冗談みたいに広い! どれくらい広いかというと50-60畳くらいはある感じです。さらにビックリしたのが自宅の地下に25メートルプールがあること。さらに庭にも25メートルプールがあります。。なんで25メートルプールが2つもあるのか。。。ご自宅は広すぎてちょっと意味不明ですが、この方はご職業は何をやっているかというと特に何もやってない感じでした。代々その家を継いでいるのか何かの資産があるのか分かりませんが、たまにこういう方がいました。とはいえ、とてもナイスな方々なので法を犯しているような危ない方々ではないと推察されますが、そういう世界があるんだなぁと記憶しています。私は必死に働いて、汗を垂らして働くということで給料をいただく典型的な日本のサラリーマンですが、色々と考えさせられるような世界ではありました。

です。今回も長々と書いてしまいました。いつも記事を読んでいただきありがとうございます。皆さんの参考になれば嬉しいです。


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