水に酔い 水に 生かされ そんな旅を…徒然に
旅の宿を 探していた。
船宿のある丹後 伊根がいいかな？
今の体力気力では 無理だなって
近場の宿….
滋賀県高島…が気になる
良く鮒寿司を 買いに出かける町
泊まった事は無い
なかなか 宿が見つからない....
ふと 目にした宿のページ
何処かで観たような…..景色が
予約を入れた。
自転車で 湖岸を走るが目的だった。
“え？ 宿の中に 自噴水？
“え？ 水の町....
もしかして.....いつの日か目にした景色
冷やしたスイカの横で鯉が泳ぐ 景色
そう 宿のある場所….
川端のある町 針江だった。
当日 朝 電話した。
“お待ちしております”
そう ガイド同伴でないと 歩けない地区でもあった。
集合時間の少し前に 公民館に
今朝 電話に出たばあちゃんが迎えてくれた。
NHKのハイビジョン放送のドキュメンタリーが 世界中で放送され 国内より
海外で 大絶賛されたとの事
特にイタリアでは大賞を受賞したと....
定刻14:00 ボランティアガイドさんが
話し始める
２グループに分け ガイドが始まる
公民館の前の川
この水の殆どが 湧水で 水温は 年中
15℃前後だと
川藻の種類に 川掃除に 次から次にと
話が出てくる
直ぐに さっき読んだ 案内の言葉が
頭に浮かぶ
“ここは 観光地では ありません”
切り取る景色に日常が写る…
ここから 夏になると 子供達が
発泡スチールに乗って 川下りをしていく
高学年になると 立ったまま下ると
SUPが 流行りだけど
この地の子供達は 昔から愉しんでいる
秋篠宮ご家族が来られた 日吉神社
明日 朝参ろう
川端がある。
以前はここに 家があったのだろう…
ガイドさんが 一件の家の建屋に入る
“これが 川端です”
屋外の台所
そう いつの日か 観た景色
湧水 そして 鯉
川の水を取り入れて
川に帰す
下流の事を考えて 汚さないように
残飯は 鯉が食べてくれる
花が 生けてある
切り取る景色は 日常
だけど 花がある
中山道 妻籠も 花が絶えなかった
“訪れた 方々に花を 観てもらいたいって気持ちが生まれて来たと”
乳牛🐄も 居た
流れる水は ほぼ湧水
古い川端を 覗き込むと
砂が舞い 自噴が 観える
水が生きてる…..
屋内の川端
道の下至る所から 側溝に 水が流れる
勢いよく噴き出す水
各家庭にある川端を ガイドさんは
案内してくれる
旅はつづく…. ↓
ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
近旅編