肉筆浮世絵名品展@太田記念美術館
行ってきましたよ。
肉筆浮世絵を見に^^
「素晴らしい!」の
一言!
太田記念美術館があるのは原宿!
若者の町ですね~。浮世絵とは関係なさそうですが
元々浮世絵は現代風な、とか、今風なという意味。
若者の町、原宿にはぴったり!と美術館のビデオで言ってました^^
「肉筆浮世絵」聞きなれませんね。
「肉筆」。。
肉筆というのは
絵師が直接絵筆で描いたということ。
「版画」と区別するため、「肉筆」という
言い方をしています。
そしたら、
浮世絵以外の日本絵画に「肉筆」という言い方をするか?
と思われますかね?
「浮世絵」のみ、「肉筆」という言い方をします。
「浮世絵版画」と区別するためです。
一般的に
「浮世絵」と呼ばれるのは「版画」です。
ビックリするほど細かいですけど、「版画」です。
「版画」ということは複数摺られています。
今回の展覧会は「肉筆浮世絵」
絵師が直接描いている、一点物。
「版画」は和紙に摺られています。
「肉筆」は絹に描かれていることが多い。
注文を受けてから描いたもの。
特注品。高価なもの。
顔料(絵具)も高価なものが使われています。
とにかく美しい!
その美しさを堪能してください!
繊細な表現、
色遣い、人物表現、空間、構図
充分味わってください。
その時代の豊かさを感じ取る事が出来ます。
画題がバリエーションに富んで
多彩な需要があった事がわかります。
依頼主はどんな思いで依頼したのでしょう?
どんな人だったのか?
太田記念美術館の展示は、
作品と鑑賞者の眼の距離が近いのが特徴です。
多くの美術館の場合、陳列ケースの壁とガラスまでの距離が
30センチ以上あることが多いですが、
こちらの美術館は間近に見ることが出来ます。
本来、
「浮世絵」は手に取って楽しむものでしたから、
浮世絵専門の美術館ですから、そのあたりも考えているのだと思います。
2月9日(日)までです。
是非、楽しんでくださいませ。
NHK文化センター八王子校で
浮世絵講座をします。
良かったら是非是非〜^ ^