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日本美術の展覧会ツアーの作り方

展覧会に行って
キャプション(作品の横に書いてある説明)読んで
作品をチラッと見て、
すぐ次の作品へ。

という方
とっても多いと思います。

「見たな」
で終わる。

それもいいのだけれど、
「それだけではもったいないんじゃない?」

と思ってね。


見るだけでもいいのだけれど、
「もっと楽しいよ。
もっと楽しめるよ。」

というご提案のツアーを開催しています。


「こんな風に見える。
この絵師はこんなでね。
この背景は、、。」

など、
鑑賞に邪魔にならない知識と一緒に。

知識が重くなると
感じることがおろそかになりそうで、
知識はちょっとだけ。

想像力を磨いたり
その時代への興味を持つきっかけだったり
表現することのヒントだったり、

生き方のヒントになったり、

見る人の自由に任せる

そんなツアーです。


日本美術に馴染みのある方が少なくて、
勿体ない!と思います。

あなたの財産だから。

もっと知って欲しい!
このすばらしさを!って。



ツアーにいらっしゃるのは
「展覧会に行くの初めて」とか
「日本の物はあまり見ません」とか
「外国の方のリクエストで美術館にお連れしても
何も話せないから。」

と、
そういう方々もいらしてくださって、
とても嬉しい!のと同時に
プレッシャーでもあります。

初めてって
印象が強く残るでしょう?
「また見たい!」
「面白い!」
と、思ってもらいたい!

と思ってしまうのです。

それが日本美術のガイドを
させていただいている責任かな?
と。


「その作品の良さを伝えられるか?」

毎回真剣勝負です。

作品の持つ魅力は有り余るほどあるんです。
それを、どの様にしたら現代にその
魅力を伝えられるか?


ぶっちゃけ言うと、、

作品を一度見ただけでは、
作品の熱量をキャッチしきれず、
2度、3度足を運んで
初めて、作品が心開いてくれる感じがしています。

自分の中で十分熱を温めてから
伝える感じ。
お相手の様子を見ながら^^


絵師の思い、
伝えたかった事、
絵を描かせた依頼主の思い、

そして、、
この作品を守り
保存し、展示してくださっている方々の思い、、

その方々の思いを感じながら
今、
目の前の方々に作品の魅力を
お伝えする役割。

毎回緊張しますが
ツアーが終わるとほっとして、、

参加いただいた方のお顔が
穏やかになっていて、

「は~。幸せ~。」

お伝えしてよかった!思えます。


こんな感じで
ツアー作ってます。

ぜひ!
ご一緒しましょう~。
ステキな世界へお連れします!






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