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タオタッチ・チネイザン(気内臓療法)、タイ古式マッサージの施術家。 熊本県に暮らしなが…

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タオタッチ・チネイザン(気内臓療法)、タイ古式マッサージの施術家。 熊本県に暮らしながら、全国各地を巡業している。 2023年夏、チネイザンスクールを開校。 Podcast: https://is.gd/EG1HQX Instagram: https://is.gd/1PCzh7

マガジン

  • hear colon 腸のおはなし

    • 43本

    チネイザン(気内臓療法)セラピストkentaroと、コロン・ハイドロセラピストのmika moonによる腸にまつわる話がクロスオーバーするプラットフォーム。ぷらっと寄ってってくださいませ。 みんなにシェアしたい”もよおす”話を並べていく、まさに一席二腸な空間でございます。

最近の記事

いまのチネイザン、前のチネイザン

ギリシャのクレタ島でのリトリートを経て、施術がかなり変わりました。既に受けていただいたリピーターの方は、その違いを体感されていると思いますが、まだ新しい施術を受けたことがない方、そもそもボクのチネイザンを受けたことがない方に向けて、実際にいまどのような施術をしているのか、わかりやすくお伝えできたらと思います。 押す→沈み込み わかりやすくお伝えするために、極端に表現しますが、いままでの施術では、体重を活かした安定した圧で「押して」いました。いまの施術では手、指はやわらかいま

    • タオ・タッチ チネイザンの深淵

      2019年6、7月とギリシャのクレタ島に行ってきました。アメリカのチネイザン協会代表のGilles Marinが直接指導する6週間のリトリートに参加してきました。 Gilles Marinフランスからアメリカに渡り、80年代初頭からチネイザンの可能性を広げてきたパイオニアのひとりでありながら、独自の路線をゆく彼は、いまだに日々施術もする治療家です。今回彼のチネイザンを目の当たりにし、その背景にある陰陽五行、古典中医学の世界の見方、そして合気道、太極拳、気功とマーシャル・アー

      • ひらけ、ごま

            日本人ならきっと誰でも知っている合言葉ですね。この五文字・五音が思い描かせる景色が、去年永遠に変わりました。今日は「おへそ」の話。     日本列島で生まれ育った方の多くはきっと、おへそをあまり触らないようにされてきたかと思います。「おなかが痛くなる」と言われて、あまり触らないようにしてきた方や、実際に子どもの頃に触っておなかが痛くなった経験があるという方の話も聞きます。しかし、チネイザンではおへそを触ります。なぜでしょう。     以前、「なぜ『おなか』なのか」

        • おなかとおんなとお母さんと赤ちゃんと

              タイムリーな投稿がmika moonからありました。腸のクレンズを受けた方の妊娠の話、自宅出産の話、ひときわ珍しい名前を持つ自分の息子と同じ名前をもらった赤ちゃんをどういうわけだかお世話している話。。。まだ読まれていない方は是非読んでみてくださいね。相も変わらず、彼女は宇宙の声とともにあるなと思います。     さて、何がタイムリーかというと、実はぼくのところへ「妊活」つまり赤ちゃんを授かりたくて、訪ねてくるひとがいるという話をちょうど書こうと思っていたんです。

        いまのチネイザン、前のチネイザン

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        • hear colon 腸のおはなし
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        記事

          かたくなにかたくなったやわらかかったものをやわらかくもどす

              読みにくいタイトルですね。早口言葉みたい。区切って今一度書いてみます。 かたくなに かたくなった やわらかかったものを やわらかく もどす もどす / もどる    何を連想しますか?干し椎茸などの乾物を想起させますかね。お湯や水に浸けて、ふやかす。高野豆腐やお麩もそうですね。ふたたびやわらかくすることを、わたしたちは「戻す」と表現します。チネイザンを通して、色々なひとのお腹に触れながら、日々「もどす /  もどる」に想いを馳せます。「おなかさん」なる存在を感じ、

          かたくなにかたくなったやわらかかったものをやわらかくもどす

          リトリートをふりかえる 其の八

          ここ数日で、急に秋がグッと近づいてきました。猛暑が去って、涼しい夜は網戸を抜けてくる風が寒いくらいです。夏の虫の蝉も、今年は暑すぎたのかあまり声を聴かないなと思っていたら、暑気が去ったころから元気よく歌声を聴くようになってきました。あれから2ヶ月。帰国後のこの2ヶ月間の身体の変化も含めて、いまハワイ島プナを、腸内デトックス・リトリートをふりかえってみましょう。リトリートをふりかえる、今日が一旦、最終回です。 **De-Tox / Re-Setそして、日常はつづく** 「デ

          リトリートをふりかえる 其の八

          リトリートをふりかえる 其の七

          温泉の露天風呂でのんびり浸かってたら夕立が。中に入るお客を横目に、露わな百会に雨あられ。なんて気持ちのいいお盆でしょう。さて、さっそくふりかえりましょう。今日の話は気になっているひとの多い話かもしれません。 ピンときたものはなんでも、まずやってみるKちゃん。先見の明と行動力があって、過去には断食道場に滞在した経験があったり、コーヒーエネマやローフードもその名が広まるかなり前に手を出していたり。コロンハイドロセラピーも既に一度Mika Moonの元で体験済みでした。そんな彼女

          リトリートをふりかえる 其の七

          リトリートをふりかえる 其の六

          チネイザンもそうですが、コロンハイドロセラピーもまた、受ける前、受けている最中、そして受けた後のからだの反応はひとによってまるで違います。同じひとでも、必ず毎回同じようなリアクションになるというわけでもありません。自分が去年、7日間続けて受けたときを思い返しても(詳しくはこちら)、共通点と変化がありました。 1. 受けた後にひと眠り必要なほどの疲れ/眠気が出た 2. 鈍い頭痛が続いた 3. 毎日泥のように眠った 4. 断食開始と同時に気持ちが落ち込んで、断食が明けてスッと晴れ

          リトリートをふりかえる 其の六

          リトリートをふりかえる 其の五

          くると思った明日はなかなかあらわれず、気づけば前回からだいぶあきました。8月6日。ヒロシマ。台風が東海、関東あたりを目指して太平洋を旅しています。8月9日。ナガサキ。台風一過。8月13日。盆。まだまだうだる暑さ残る関東からハワイ島を羨み、眺む。よし、しのごの言わずに、リトリートをふりかえるの其の五、さっそくいきましょう。今回からは腸内デトックスをふりかえります。 去年の第1回同様、今回も7泊8日のスケジュールで開催しました。2日目から6日目まで、5日間の断食(20倍に膨れる

          リトリートをふりかえる 其の五

          リトリートをふりかえる 其の四

          The Villageの外装内装を含むデザイン、そして至るところにある「ナニコレ素敵ー」な家具や調度品を見ながら、そして、その品々をどこでどう見つけてきたかを楽しくケイコさんから聞いているうちに、Yちゃんは——というか実はきっとゆうちゃんも、さらに正直ちゃっかりぼくも——「掘り出し物掘り出したい気分」とでも呼びたくなる状態になっていた、気がする。そんなこんなでインナートリップのまた別のある日、ぼくたちはケイコさんのお気に入りのお店がある町、Honokaaを目指して出かけた。

          リトリートをふりかえる 其の四

          リトリートをふりかえる 其の三

          日本の夏は、いや、全体化するのは一旦やめるとして、さいたま市しかり、東京周縁の夏は、本当にしんどい。暑さを「暑いからこそ、これがいい」という風に楽しませてくれる「これ」が手/目の届く範囲にない。素麺とカッペリーニと冷や汁ご飯くらい。さらに、大好きなハワイやチェンマイと違って、本当に湿気がエグい。朝晩でさえ涼しくない日が、ほとんど。よし、せめて脳内を飛ばそう。そうだ、ハワイ行こう。ひきつづきのふりかえりです。 ご存知のひとも(多分)多いように、ぼくたちがリトリートを開催した2

          リトリートをふりかえる 其の三

          リトリートをふりかえる 其の二

          ひきつづき、先月、2018年6月にハワイ島で開催したリトリートのふりかえり。 ひとつ目のリトリート「インナートリップ」は、6月6日から5泊6日、そしてふたつ目の「腸内デトックス」は12日から7泊8日というスケジュール。インナートリップの参加者Yちゃんは、腸内デトックスも参加してくれた。なので彼女とは、中日の1日も合わせて2週間、ハワイ島で時間を共にした。こんなことを言っておきながら、今後違うスケジュールを組む可能性はあるけれど、彼女のことを思うと、インナートリップ→腸内デト

          リトリートをふりかえる 其の二

          リトリートをふりかえる 其の一

          グッディーヴニン。 あるいはアルンサワァ。 もしくはアロハ。 ukiwaのkentaroです。 こういうある種奇怪な挨拶から始まるのも、なんちゃらかんちゃら、つまり好きに読んでいただいて全然問題ないからなんです、かね。 さて、家に帰ってきて3日が、帰国して11日が経ちました。去年初めて主催したLet's Go Back To Zero: デトックス・リセット・リトリート  そして、それに先んじて行なった自身のデトックスとハワイ島1ヶ月の日々は 多くの衝撃と意外な気

          リトリートをふりかえる 其の一

          Chi Nei Tsang

          Chi + Nei Tsang     mika moonがColon Hydrotherapyについて、話してくれたので、ぼくもさっそくチネイザンの話をしましょう。チネイザン、正確には「チ・ネイザン」と区切った方がいいかもしれません。「気内臓療法」と謳っている場合も、割とありますね。「チ」はQiと書いたりもします。音でなんとなく察しがつく方もいるかもしれません。「エネルギー」であったり「エモーション」であったり、そういう「気」です。「ネイザン」も、音から想像できますかね。

          Chi Nei Tsang

          なぜ「おなか」なのか

          おなかはとても面白い場所です。 肋骨から腰骨までのエリアで 内側を背骨の横を通ってまっすぐ後ろにいくと 反対側に出て「腰」という名前に変わります。 「要」という字が当てられるくらい重要な場所 その腰の前面に内臓が重なり、ふくらんだ場所 それがおなかです。 「腹」の「复」には諸説あるようですが 「重なる」「ふくらむ」「元の位置に戻る」 などの意味があるようです。 それこそジャバラのように 複雑に美しく連なった内臓のあるおなかは たべたもの、のんだもの、す

          なぜ「おなか」なのか

          Moon, Colon, and Me

          Let's Talk About Colon    今朝、ハワイ島のmika moonと電話をした。終わったら朝じゃなかった。去年のハワイ島で共に過ごした時間について、恋について、白魔術について、星を読むひとについて、老いについて、住む場所について、親について、色々な話をした。もちろん、腸についても、たくさん話した。そして、ぼくたちは、腸のはなしをしていこう、ということになった。そういうわけで、いまここにこんなことを書いている。写真は昨日の夜、さいたま市の我が家のベランダから

          Moon, Colon, and Me