自己紹介
はじめまして。ウキです。
大学受験の勉強を始めた時期にIBS(過敏性腸症候群)のガス型を発症し、大学生になった今でも臭いに悩み続けています。
受験期が一番苦しみました。予備校に通ってはいましたが、教室や自習室では臭いばかり心配して時間を無駄にしていました。両親に高額な予備校費用を負担させているのにも関わらず、たかが「おなら」を気にしてばかりの自分が情けなく、自分が嫌いになりました。
教室は席が自由だったので後ろに座っていました。近くに人が座るとガス漏れが気になり、誰も座らないと「やっぱり自分は臭いんだ」と気にしてばかり。いま振り返ると自意識過剰だとわかりますが、当時は本当に苦しかったです。
消化器内科や心療内科も通いました。しかし下痢型や便秘型と違い、ガス型は深刻に捉えてもらえません。ストレスが原因だから受験が終われば治るよ、と言われましたが今でも治っていません。
おならなんて気にする程のことではない。そんなの誰も気にしていない。そう思えれば簡単かもしれませんが、当事者にとっては大きな問題なんです。
その一方で、たいしたことじゃないと考える医者の気持ちも理解はできます。経験したことがなければ共感は難しいのかもしれません。
通っていた病院の医者はIBSに関する知識も浅く、全く症状が改善されなかったので途中で通院を止めてしまいました。
症状は改善されませんでしたが、なんとか医学部に来ることはできました。今は医学を学びながら、IBS患者の役に立てる医師を目指しています。
自身の経験がIBSに悩む人たちの役に立てば、あの苦しい思い出も無駄ではなかったと言えます。しかし自分とは違う症状、環境にいる人たちが多くいます。自身の経験だけで皆の気持ちがわかるというのは傲慢です。
そこで他の人がどんな思いをしているのか、何を必要としているのかを知るためにTwitterを始めました。自身の症状を改善するための情報共有という目的もありますが。
同じ病気に悩む者同士、仲良くしてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。