Canon PIXUS TS8130、インクジェットプリンターのヘッド洗浄と修理の記録
結論：ヘッド洗浄で印刷かすれ、すじが無事直りました。
費用はメンテナンスツールの798円のみ！
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症状：メンテナンスを何度試しても、印刷のかすれやすじが改善しない。
プリンタの印刷がかすれたりずれたりしてうまくいかない時、クリーニングやヘッド位置調整を行いますよね。
それでもうまくいかないなら、インクごと交換してみたり。
で、これを何度も試して印刷のかすれやすじが改善しない・・・
ならお手上げ、だと思っていませんか？
今回、自分のケース(Canon PIXUS TS8130)では、メンテナンスツールを使って、プリンターヘッドを水道水で洗浄することで無事直りました。
修理費用は高額…買い替える？
友人が数年間使用しているインクジェットプリンター(Canon PIXUS TS8130)が、印刷がかすれてしまいました。
インクのかすれやすじはこれまでも何度かあったので、マニュアル記載の通り、
クリーニングや強力クリーニング、
ヘッド位置調整
インクを交換
を、何度試しても改善しない状況でした。
メーカーに修理を依頼すると、高額な修理費用がかかるため、私に譲ってくれることになりました。
そこで自分でなんとかならないか試してみることにしました。
プリンターヘッドの目詰まりを解消しよう
症状: 印刷がかすれる、特定の色（黒）が出ない
マニュアル記載のメンテナンスを行っても改善しないなら、プリンタヘッドが詰まっているからでは？と考えました。
プリンタにはインクがありますが、そのインクの出口にフィルター状の、細かくインクを吹き出す構造、プリンタヘッドと呼ばれるものがあります。
プリンタヘッドを取り外せる機種でメンテナンスツールさえあれば、水道水で簡単に洗うことが出来ると知り、試してみることにしました。
プリントヘッド交換可能な機種一覧
全て未確認ですが、Canon PIXUSシリーズ以外でも、プリンタヘッドを交換出来る機種なら、今回の洗浄が試せるかもしれません。
どのような機種がヘッド取り外しできそうか、ChatGPTに聞いてみました。
キヤノン（Canon）PIXUSシリーズ:
PIXUS iPシリーズ: iP2700, iP4200, iP4500, iP4600, iP4700
PIXUS MGシリーズ: MG5700, MG6600, MG6800, MG6900
PIXUS MXシリーズ: MX870, MX920
PIXUS MPシリーズ: MP540, MP610, MP630, MP640, MP980
PIXUS TSシリーズ: TS8130
キヤノンの公式サイトおよびユーザーマニュアルでは、PIXUSシリーズの一部モデルでプリントヘッドの交換が可能とされています。例えば、iP4500のユーザーマニュアルには、プリントヘッドの取り外しと交換の手順が記載されています。
エプソン（Epson）Stylus Proシリーズ:
Stylus Pro 3880, Stylus Pro 4900, Stylus Pro 7900, Stylus Pro 9900
エプソンの公式サイトや業務用プリンターのカタログでは、Stylus Proシリーズのモデルについてプリントヘッドの交換が可能であることが記載されています。
ブラザー（Brother）MFCシリーズ:
MFCシリーズ: MFC-J650DW, MFC-J870DW, MFC-J870N
ブラザーの公式サイトおよびユーザーマニュアルでは、MFCシリーズの一部モデルについて、ユーザーがプリントヘッドを交換できる旨が記載されています。
HP（Hewlett-Packard）OfficeJet Proシリーズ:
OfficeJet Proシリーズ: OfficeJet Pro 8600, OfficeJet Pro 8610, OfficeJet Pro 8620, OfficeJet Pro 8630
DeskJetシリーズ: DeskJet 2540, DeskJet 3050, DeskJet 3520
HPの公式サポートページおよびユーザーマニュアルには、OfficeJet Proシリーズのプリントヘッド交換手順が詳細に説明されています。
ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りませんので、最終的にはご自身で必ず確認してくださいね。
メンテナンスツールの購入
プリンターのヘッドを洗浄するために、専用のメンテナンスツールを購入しました。
以下のツールを使用しました。
クリーニングキットは、以下のショップで購入できます：
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プリンターヘッドの洗浄方法
1, プリンターの電源を切り、インクカートリッジを取り外します。
2, プリンターヘッドを取り外します。
3, じゃぶじゃぶ水道水でプリンタヘッドを洗います。
4, ある程度インクが出てこなくなったら、ヘッドに付いているゴムをピンセットで外していきます。
5, 注射器に水道水を入れ、
6, プリンターヘッドのノズルに直接注入します。
7, 水がヘッドを通過し、詰まりを解消します。
8, 水中に浸けて吸い込んだりも効果的？
9, 出てくる水がまばらでなくなってきたら、詰まり解消です。
10, ヘッドを1日ほど放置し、完全に乾燥させます。
11, ヘッドをプリンターに再装着し、インクカートリッジを戻します。
注意点、修理出来るプリンタと出来ないプリンタ
私が修理したプリンターは、Canon TS8130です。
このプリンターが修理できた理由は、プリンタインクのヘッドが取り外せるため、自身で洗浄できるからです。
一部機種ではインクとヘッドが一体型になっているものもあり、そのような機種には対応できません。
この機種のようにヘッドが取り外せる機種なら、洗浄することが可能なはずです。
あなたの機種のインクはヘッド一体型か外せるのか、事前に確認してくださいね。
動作確認と結果
プリンターヘッドを洗浄し、再度プリンターをセットアップしました。
その後、テスト印刷を行い、印刷がかすれずに正常に戻りました。
修理費用は、洗浄用ツール798円程度で済みました。
自己責任での修理
もちろん、プリンターの修理は自己責任で行う必要があります。
同じ症状でも、プリンターヘッドの洗浄が効果的でない場合もあります。
万が一のために、メーカーの修理サービスを利用することも検討してください。
また、保証期間内であっても、自分で修理を行うと保証対象外になることがあります。
買い替えも検討されているなら、捨ててしまう前に試してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
インクジェットプリンターのヘッド洗浄は、自分で簡単に行える修理方法の一つです。
この記事が、同じような問題に直面している方の参考になれば幸いです。
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