他人の人生観と向き合うことで見えたもの

先日、ある会社の代表の方と打ち合わせを行った。
補助金についての相談の後、突然人生観の話をされてきた。
ちなみに、この方とは初対面である。

気がつけば、こちらが話を聞いている時間の方が圧倒的に長かったように思う（それもまた楽しい時間だったが…笑）。

その中で「死」についての話題をふられ、
私は自分の生き方として、
80歳までを自分の寿命と見立てて、
今という時間を生きていることを伝えた。

すると、その方から
「死後の魂について考えたことはないのか」と問われた。

私は正直に「考えたことはない」と答えたところ、
今の考え方を改めた方がよい、
というアドバイスをいただいた。

それも一つのアドバイスとして心に留めておいた。

しかし、私の考え方は今も変わらない。
そもそも、私は死後の世界を信じていない。

なぜなら、自分で見たことがないし、
死後の世界が存在するという科学的根拠も見当たらないからだ。

それは人間が自分たちの都合の良いように考えたエゴに過ぎないのではないかとさえ考えている。

それよりも、時間が有限であると考えた方が、
今という時間をより大切にできるし、
目の前のことに本気で向き合えると考えている。

もちろん、人それぞれ考え方や信仰は異なるため、
自分の思考や信念を持つこと自体は悪いことではない。

また、その考えについて他人と議論することも、
何ら問題はないと思っている。

ただし、自分の考えを絶対とし、
それを他人に押し付けてはいけない。

それはビジネスで部下に接する場合でも、
子育てにおいても同じだと思う。

今回のように他の方と人生観について話す機会は少なく、
ある意味で新鮮だった。

このような哲学的な話をすることも、
自分にとって新たな発見や成長に繋がるのだと思った。

あなたは死後の世界についてどう思っているだろうか？

浮島　達雄

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