大手企業でも知らない?補助金活用の可能性を考える。
昨日は、現在私が最も好きなアパレルメーカーとの打ち合わせだった。
ファッションに対する情熱やクリエイティビティが光る同社は、
業界の中でも特に魅力的なブランドだと感じている。
そのため、今回の打ち合わせは非常に楽しみにしていた。
驚いたことに、同社は大手上場企業でありながら、
これまで補助金や助成金をほとんど活用したことがないという。
経営資源を最大限に活用するためには、
こうした公的な支援を効果的に取り入れることが重要だと思うが、
それがまだ行われていないとのことだった。
今後は積極的にこれらの制度を活用していきたいという意向を持っており、
私たちに相談してくれたのだ。
当社は中小企業や個人事業主からの相談が多いが、
実は大手企業からの問い合わせも増えてきている。
大手企業であれば、社内にそうした制度の活用に長けた専門の人材がいるのではないかと考えるかもしれないが、実際にはそうではないことが多い。
社員数が数千名規模の企業であっても、
補助金や助成金の制度を理解し、
適切に活用するのは非常に難しい。
私たちが扱っている業務は複雑で、
多くの経験と知識を必要とするため、
内部にその専門性を持つ人材がいないケースが多いのだろう。
しかし私は、企業規模に関わらず、
社内にそのような専門人材を抱える必要はないと考えている。
むしろ、外部に信頼できる専門家とのネットワークを持っておくことが、
経営資源を効率的に活用する上で重要だ。
専門家との関係を築くことで、最新の情報を得たり、
適切なアドバイスを受けたりすることが可能になる。
企業経営においては、内部リソースにこだわらず、
必要に応じて外部の力を借りることが、長期的な成長のカギとなる。
今回の打ち合わせを通じて、同社と今後良好な関係を築けることを非常に楽しみにしている。
何より、私自身が大好きなブランドであるため、
その発展に寄与できることは大変光栄だと感じる。
企業経営は「誰と付き合うか」が非常に大切であり、
その意味でも今回の出会いは大きな意味を持つと感じている。
こうした協力関係を通じて、共に新たな価値を創造できることを期待している。