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空き家が止まらない!
どうもukinworldです。
今回は加速し続ける空き家問題について触れてみようと思います。
#目立つ空き家
「空き家問題」には以前より関心が高く、増え続ける現状に対して何かいい解決方法が無いものかと素人ながらよく考えたりします。
※画期的なアイデアは中々でませんが…
私自身、中都市に住んでいますが、ここ数年空き家がかなり目につく様になりました。
#消えゆく田畑
一方で耕作放棄地(遊休農地)も増えています。
それらの土地は後継者がいない為に手放され、分譲地等に姿を変えています。
※子どもの頃(30年ほど前)はよく稲刈り後の田んぼに入り、草野球をしたものです。
今の時代、そういった場所で子ども達が遊ぶことも中々難しいですが、景観も含め田畑が無くなって行くのは寂しいですね。
加えて食糧自給率の低い日本で耕作放棄地といえど、作物を育てる田畑が少なくなるのは如何なものかと思う反面、地主さんからすれば後継者がいない状態で田畑を所有し続けるのは負担となる為、手放す判断をされるのは致し方ない気もします。
#そもそもどれだけあるの?
空き家は2023年には900万戸を超え、その率は13.8%となっています。(総務省データ)
数年前まで800万戸半ばのイメージがありましたが、増加の一途をたどっています。
そもそも少子化と言われる時代が現在進行形の今、さらに人口減少が進めば自ずと住宅需要も減り、何か策を講じなければ空き家はそのままの状態になる未来が予想されます。
#どう活用するの?
空き家の活用(対策)は市町村や民間を含め各所で色々な取り組みがなされています。
<活用例>
1.リフォームして住居のままとする
2.古民家カフェなど店舗にする
3.公営住宅の代用とする
4.賃貸する(大家さん)
5.地域コミュニティの場とする
6.物置代わりとする
7.更地にして駐車場として貸出す
8.更地にして畑にする
1から6は建屋を活用するケース
7・8は更地して活用するケース
その他にも活用法があるのかも知れませんが、一般的にはこんな感じでしょうか。
空き家の中には1981年5月31日以前に建築された旧耐震基準の建物もあり、安心して暮らすには耐震化を含むリフォームが必要になりそうです。
*市町村によっては耐震工事費用の補助金制度などもあります。
昨今の物価高に伴い不動産価格も確実に上昇し続け、新築に手が出ないといったケースも考えられます。そこでリフォームやリノベーションにより生まれ変わった空き家がどこまでその受け皿となれるかが、これからの空き家問題のカギになるかもしれません。