うわっ……「俺みたいになるなよ」って言いたいやつ、多すぎ……?
今週、ってか今年度気づいたことなんだけど。
新入社員や新社会人に対して「俺みたいになるなよ」って言いたいやつ多すぎでは。
筋肉少女帯の『サーチライト』は高校生の頃から好きな歌だったけど、みんなそんなにジクジクした青春を送っていたとは思えないし、社会人になってから苦労したんだろうね。
後輩に対して、シャーデンフロイデと言わずに、きちんと自分のした苦労をさせないように導線を引こうとしているのはとても良いことだと思う。
だったらもっと早くうさぎ跳びを止めるとか、部活中の水分補給の解禁とかもできたら良かったし、炎天下でスポーツをやらせて、それを涼しい場所から眺めるタイプの残酷ショーもお終いにならないのかな、なんて。
苦労しないと身につかないものも確かにあるんだけど、しなくていい苦労をさせると歪むからやめといたほうがいいよ。
一方で若い人たちは自分が先輩たちみたいになると思ってないし、おそらくなりたくないと思っているから「俺みたいになるなよ」式のアドバイスは「なるわけねーだろ、ハゲ」くらいに思ってると思う。
そういう態度の子には「お前も10年したら私みたいな髪型になるよ」って言っておくことにしてるけど。
がんばらないと親に似るから、「なるわけねーだろ」と思っていても油断してるところから親や先輩に似ていくと思う。
私も社会人の先輩として、若者に「俺みたいになるなよ」式のアドバイスをしておく。
赤十字本社に救急法救急員養成講習受けに行ったときだった。
自動水洗便所だと思ったんだよ。なんか水の音流れたし。
休み時間が終わって講義受け始めたら教官が全体に向かって「うちのトイレは自動水洗式ではないのできちんと流してください」って。
顔から火が出るとはこのことだよ!
俺みたいに、なるなよ……!!