ネットの端っこ落書
この頃日本で流行るもの
暴力 恐喝 特殊詐欺 暴走 騒音 喧嘩沙汰
受け子を向かわせ 先のない 老人どもから 金をとる
生きるすべなど そこでしか 見つけられない 子どもたち
そんな世界と 知りながら 助けはしない 大人たち
そこにつけいる 暴力団 つけいらせるは 無関心
暴力団の 資金源 薬を売って 中毒を
増やせば命の 雫すら 金に換えては 肥えてゆく
輪廻の輪には はかなくて 理由も言わずに 薬物の
自由を求める 不可思議さ 芸能人も その金を
薬に使って 呆け者 正義の所在も 見当たらず
株を買っては 株を売り 金を増やして ほくそ笑む
デイトレードの 虚しさに 二千万もの 大金を
用意せよとの バカ国家 年金制度の 持続すら
ままならないで 赤坂の 高級料亭 三密へ
向かう政治家 国民の 税は彼らの 脂肪へと
変わる不思議な 忍術よ
資本主義には 絶対の 法則なるもの ありにけり
思うままの 贅沢を する金持ちが いる横で
明日に悩む 貧乏の 上げる声には 悲痛あり
これ絶対の 法則で 格差も差別も 副産品
パンデミックが 吹き荒れる そんな世界の 中ですら
最低限の 生活を 送らせられぬ 恥を知れ
死んでもだれも 気にしない そんな人が いることを
悲しく思わず いられまい
世界平和は どこへやら ご近所さんとも 友好の
手を取り合うのも できないで それに喜ぶ 愚か者
表現の自由の 名の下で 暴力行為を 垂れ流し
それに乗じて 表現を 封じる高須の 赤ら顔
傷のなかった その顔に メス入れ握る 大金を
イデオロギーの その陰で 他者をいたぶる 卑怯者
医者の役目は 甚だも 尽くさず踊る 金狸
コロナの世界で 忠実に 権力守る 番犬よ
僕らの命は 十枚の 福沢諭吉に なりにけり
経った二枚の 布マスク 未だに 手には届かない
危機においては 弱き民 大阪府知事に 一斉の
寝ろのコールに あきれ果て 独裁作るは 無知な民
歴史を知らぬ 愚か者 ヒトラー民主の 化身なり
隣の芝は 青く見え 実にきれいに 見えるもの
ニュージーランドの 大統領 アーダーンには 恥ずかしく
困難においては その人の ほんとの姿が 見えるもの
日本においては この危機で 自身の権力 盤石を
求めて起こす 越権の 憲法うそぶく 卑怯者
守らねばならぬ 三権を 崩して狙う 独裁者
安部の醜さ 極まれり
副総理なる 麻生には 男尊女卑の 音がする
昔の成功 引きづって いつまで威張る 前時代
子どもを育てる 環境を 作らず願う 人口の
増加はまるで 妄想の 賜物でしか ありえない
パンデミックの 名の下で 下らぬ民度の 言葉には
差別主義者の 匂いあり 下らぬ爺の 世迷言
それに喜ぶ あほたちは その醜さのまま 死んでゆけ
二条河原の 落書には 書かれていない 話だが
いじめで消える 命の火 覆われ隠す 命の火
学校というのは 教員を 守るためには 動きます
生徒が苦しむ その様を 知ってはいても 知らぬふり
助けられた 命だと 知られたならば 学校は
消えゆく炎に なりにけり 幸せ教える 学び舎は
大人を守る 組織なり
昔も今も あるはずだ 出生門地の 差別には
ぬぐい切れない 残酷さ 肩書だけで 決められる
私の人生 いかほどか それを変えない 者どもは
変えれば自分の 能力が ないとの証左 突きつける
生き残るにも くだらない 国家があなたを 求めても
私はあなたを 求めない
時代が変われば 性別は 増えてなんぼの 世の中で
生産性の 名の下で 下らぬ言説 こはいかに
ジェンダー進む 流れには 乗らぬ日本の バカ加減
多様性など 看板の 言葉にのみぞ なりにける
既得権益 情けなし 失うことに 恐れなし
自分の都合に いいように 権利操り 人でなし
肩書のみぞ 上がりつつ 踏み外すのは 人の道
流行り言葉で 力抜け 悲しくなるは この言葉
上級国民 この言葉 民主国家に あるまじき
法の上に 君臨し 我らを見下す 官僚は
僕らの命の 上に立ち 社会は彼らの 物となる
厚顔無恥に 法破り 報いを受けない 法務相
涙とともに 抗議して 生まれ変わった その先で
このくだらない 国だけは 避けよと願う 今日の日に
先の戦争 そこで死ぬ 人々の声が 聞こえてる
祖先の悲痛な 命の火 焼き尽くされた 故郷では
死んだ意味すら 見つからず 残るは愚かな エセ国家
大統領の 言う通り いわれるがままに 物を買う
使いもしない イージスも 血税出して 導入へ
書類を改竄 お手の物 真実捻じ曲げ ミサイルを
民家のそばに 置いておけ 自由の国に 使われる
傀儡国家 ここにあり
沖縄の空も 海すらも 日本引いては アメリカの
思うがままに 使います 治外法権 犯罪は
この地で起きても 裁きません 明治維新の あの時の
政府ですらも 解決を 目指した平等 令和では
安全保障の 名の下で 受け入れ進め 属国へ
国家の平等 お題目 国民安全 お題目
差別反対 お題目 国家の平等 お題目
G7すら お題目 すべてを自分の ためだけに
動く人間 多かろう そんな奴らに さて何の
期待をかければ いいのやら
障害者には いつの世も 苦難困難 降りかかる
一つの病気な だけなれど 艱難辛苦 のしかかる
腕や足や目 耳に脳 どこぞにハンディが あるだけで
生きていくのは 困難に 鼻が使えぬ この僕も
いつの日にかは 障害者 この世が決めた このルール
蜘蛛の糸の 如くなり 気に入らぬのは この漢字
障碍者の 碍の文字 漢字を変えた だけなのに
解決面する 卑怯者 マイノリティほど 苦しみの
まっただ中に 置いている 民主国家に あるまじき
みじめな怠慢 ここにあり
SNSは その力 増して届ける 罵詈雑言
命を言葉で ないがしろ 他人の不倫に 喜んで
下らぬ市民に 僕はまた あきれ果てては 見下して
同じ穴の ムジナだと 気づいてわかる くだらなさ
当時の落書は 今ならば SNSと 近いだろう
結局言葉の 掃きだめは 集めて早し 濁流の
川向うへと あの世へと 続く三途の 川となる
かくも暴れる 列島の 噴火で煙る 列島の
地震に震える 列島の 原爆落ちた 列島の
台風荒らす 列島の 洪水あふれる 列島の
津波忘れぬ 列島の 原発うごめく 列島の
戦争を知った 列島の 戦争忘れた 列島の
そのうえで生きる 僕たちの 未来はすでに 知れたもの
かくも不可思議 自民党 天下一統 珍しや
令和に生じて 様々の 事を見聞くぞ 不思議なる
この国民の 口ずさみ 十分の一を 漏らすなり