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古今の学者
昨日の記事の最後らへんで、学者について少し触れたので、今回は『論語』憲問篇にある、学者について孔子が述べた章から。
![](https://assets.st-note.com/img/1712562444640-aRMdCC9yqR.png?width=1200)
先生は言われた。「昔の学者は自分のために勉強し、今の学者は人に名を知られるために勉強する。」
孔子の生きた約2500年前からすでに、こんな「今どきのヤツは…」的発言があったとは😄。
子張は、姓がせん(瑞の右側に頁)孫、名が師、字が子張。孔子より48歳若い弟子。
下のコマで子張のモデルにしたのは、「忍たま乱太郎」に出てくる、一年い組の黒門伝七。お勉強はよく出来るが、実戦は苦手なキャラ。
![](https://assets.st-note.com/img/1712563298626-LKJizulrE9.jpg?width=1200)
何となく、子張に合ってそうなので😁。
見出し画像は、かなり歳とって、「今どきの若いヤツは」なんて言ってる子路(笑)。中島敦の『弟子』にも、今から赴く任地に、血気盛んな若者が多くて治めにくい、とボヤく姿があるが、孔子にしてみれば、「昔のお前さんもそうぢゃっただろ」、と吹き出しそうだったに違いない😁。
🐻