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白露湿衣裳

 一昨日は、二十四節気のひとつ「白露」だった。

 朝晩涼しくなり、草に朝露が降りる頃…らしい。確かに、朝晩は少しは涼しくなったが…。早く日中もちょっとは涼しくなってほしい。

 今日は『中国名詩集』(井波律子 岩波現代文庫)より。

アイビスペイントの背景から😅

  涼夜 懐(おも)うこと有り   白居易(唐)

 すがすがしい風が、枕としとねに吹きわたり、
 きらきら輝く霧が上着ともすそをしっとり濡らす。
 ちょうど親しく語りあうのにふさわしい夜。
 時はゆっくり流れ、空気もひんやりしているのだから。

 確かに、夜は(というより、明け方くらいは)ひんやりしてきた感じである。

 今日は九月九日。重陽の節句だが、旧暦の方がふさわしい感じがする(今年の旧暦重陽の節句は10/11)。

 見出し画像は、高木さんの「菊の雫」(左)と、待宵。

 和菓子だけは、重陽の節句っぽい😁。

          🐻

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