南容三復白圭
今日は11/6なので、「論語」先進 第十一の6章目から。
南容という孔子の弟子、南宮とう(糸偏に滔の右側)、あざな子容は、しばしば「白圭」(『詩経』大雅の「抑」の詩句)の詩を口ずさんだ。(これを聞いた)孔子は自分の兄の娘を彼のもとに嫁がせた。
白圭は、もともと白玉(しらたま…ではなく、はくぎょく)を指す。
『詩経』にある白圭の詩とは、イラスト部分にもあるが、
玉のきずは磨いて直せるが、失言は取り消しようがない
という意味である。
タイトルにもした「三復」は三回口ずさむ…ではなく、何度も繰り返す事である。
南容は、魯の三大貴族のひとつ孟孫氏の一族だという。
公冶長篇2章目にも、やはり彼に姪を嫁がせた別バージョンの話がある。
こんな詩をいつも口ずさむなら、慎重な性格だろうと姪を嫁にやった孔子も、慎重な性格だったと思われる(過激だったり辛辣だったりする面もあるが😁)。
見出し画像は、白圭(白玉)でボーリング🎳をしようとする、トンデモナイ子路😁。
🐻