だからと言う訳ではないが
夢の中で子路にヒドイ目にあった王充さんは…
孔子の多くの門弟のうち七十人ほどの連中は、いずれも大臣宰相を担当する能力があり、彼らは聖人の教化を受け、文学的才能に磨きをかけられて、知能がふつうの人の十倍になったのは、教訓の効果と薫陶のおかげによるものだ。まだ孔子の門をくぐらなかった時は、村里の凡庸な人で何ら目立ったところなく、わけてもひどい無法者は子路だけであった。伝えてるところによると、子路は恒心をもたないふつうの人間であって、まだ孔子の門人でなかった時は、鶏🐓のとさかを冠にのせ豚🐖の皮で剣をかざり、勇ましくて強い礼儀知らずだったので、読書の声を聞くと鶏冠をゆり動かし豚🐖の、しっぼをおっ立て、大声でがなりたてて、聖人の耳を悩ませ、この上なくひどい悪者であった…
ところが孔子が門人にして教え、薫陶鍛錬し、啓発誘導すると、以前の猛々しい気分はしだいに消え失せ、人をひとと思わない意地をへし折り、ついに政治の方面で手腕を発揮し、序列は四科の内に入った。これこそ本性を変え、悪性をして善性たらしめた明白な効験である。
しかし、他のところでは孔子にケチをつけまくりの王充であった😁。
そして、相変わらず時系列が狂っている熊吉🐻の中華古典(ギャグ)ワールドだった😁。(王充は、孔子死後500年くらい後の人)。
🐻