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季節性のやつ到来、、!

放置しっぱなしの
思い出したときに突然綴るスタイルである。

きょうは3連休の最終日。
歌舞伎座の夜の部を幕見に行こうか迷ったけど、諦めてうだうだしながら、家のことをダラダラこなす日とすることに決めました。

心がすぐれないときは思う存分寝るか、
目の前のことを淡々とこなすのがいちばんいいみたい。

お稽古着の浴衣に糊付けしたり、
着物の整理をしたり、
網戸を張ったり、夏を迎える準備。
ときどきのびてみたり、
ほんとにうだうだやってるので時間はかかりすぎですが、すこしずつでも成果がみえることは良きことですな。
ひとりですごして自分との時間を充実させるんだ。

正直、毎年この季節はほんとに辛い。
何が辛いのか。
ま、季節性の抑うつ症状みたいのがでてくるのが恒例です。病院には行ったことはないのだけど。

そういう気質なんだともう理解してるんで、諦めにも似たような心構えなのですが、
それでも毎年春くらいからなんとなくやつが顔出しはじめると恐いっていう感覚はある。

ことしはどの程度になるかなっ…て危惧する。

どの程度で済むかは、
その年の環境にも左右される。
今年は運悪く、4月〜今月まで仕事場の相性悪く、やっかいなことが続いていてより一層心の余裕がなく病んでしまった。
幸い、うちの派遣会社は特殊なので、毎月仕事の現場を入れ替えても大丈夫だし、
去年の夏もお世話になったお店に来月はメインで入ることにした。

6月生まれなんだけども、その6月がとても苦手なんです。
6月だるだかバテだか、そんな言葉も出てきてるらしい。

私の場合は4月上旬あたりは
春のうららかな空気に酔いしれむしろハイ気味なのだけれど、中旬以降からは体調も崩れるのも恒例、段階をおって心の余裕もなくなり、そして6月にはそれがピークかな(自分調べ)

まあ無理をしないということだな。
自ずと自分優先にせざるを得なくなってくる。
そういう気質なんだって思ってつきあってる。

今年も
先日の踊りのお稽古のときに余裕のなさを実感した。
頭がボーっとして、ひとり変なポーズをきめていたり(先生からすかさずツッコミ入る)
それから、先生やほかの生徒さんたちと会話をしていて言葉が出てこずに、言葉足らずで失礼なことを言ってしまった気がする。

言葉が出てこない、忘れっぽくなったり、数字の計算がしずらくなったり、、ミスが増えたり、

そのことを延々と思い出して繰り返しループする。マイナス思考の反芻になっていると気づいて、
あ、きたきたと思った。

田中圭一さんの『うつヌケ』という漫画を読んだ。

著者の田中さんはうつのきっかけが気温の変化だと気づいたって書かれてた。

それはとても共感できる。

わたしも思うに梅雨の気圧上下にふりまわされまくって、とにかく身体が緊張したり、疲れたりして心も余裕がなくなるんだなと感じる。

不思議と夏が落ち着く頃、秋の気配を感じる頃に、一気にそれまでの緊張が解け、視界が広がるような感覚になる。秋が1番好きな季節だ。

自分に余裕、自信も不思議となくなる。
あとあれだけ物を作るのが好きな人間なのに、
作りたくなくなった。
今年はドラマを観るのが億劫になった。


去年までの自分のiPhoneの写真を遡って見てみたら、とても充実している。

今年の四月は、わたしの敬愛する人間国宝の推し様からとある優秀賞をいただいたのでした。
これは常に忘れないでいようと思う。

去年の今頃もおなじく抑うつ期だったけれど、今年よりは余裕を感じた。
何しろ去年は七月に京都に観劇に行くため、
着物を着る練習をしたり、ビーズで帯留を自作したり夢中で、そんな余裕もあった。

それと6月は推し様の公演に助けられていた。

今年は、仕事場が不思議な場所。
家からそう遠くなく、慣れているし、
まわりも顔馴染みのベテラン揃い。いい人たち。
なのだけど、メーカーの新しい担当者さんが、どうにも仕事のできない性格的にも癖のあるひとで、
みんな初期から気づいていたけど、いまやウンザリするほど色々露呈してる状況。
要は派遣の私たちが主体で運営しないとまわせない状況。
それと、初期から不思議なトラブルも続き、
館の方からは目をつけられてしまってる。
そういうこともあり、私も益々病んでいき、
ふだんほかの現場ではしないような初歩的ミスが重なったり。

この派遣仕事をはじめた頃からの同僚も一緒なので理解者がいてくれてありがたいのだけど、
彼女からみても先週あたりわたしがどんどん疲れていってるのがわかったと。

彼女、結構オカルト思考なので、
「この3ヶ月で色んなこと起きすぎじゃない?
何かいるのかな?!」なんて話までしだす始末。

↑は冗談半分だけど、いざとなったら頼れる知り合いはいたりする。

このままここに居ると確実に病んでしまうと思ったから、7月は違う現場で働くことにした。


なぜ夏なのか。
暑いのが苦手なのも要因のひとつ。

他に何かあるのかな?と心の奥底に探してみたけどなかなか思い出せず。

けど先日ふと
子供のころから孤独感はかかえてたし、
夏に家族間のゴタゴタもあった。
大人びた子供だったけど、親子逆転なところも多々あったし、それなりに負担はあったよなー。
数年前にセラピーを受け、ある程度その時期の自分を解した気になってたけど、
まだたまにぶり返しているのかもしれない。
古傷が痛むかのような。
引き金になっているというのが的確かもしれない。

心が弱ってる状態のときに私がよく使う手法として、先々の予定にご褒美を散らして設定しておく。がある。

8月はとある若手役者さんの自主公演のチケット、
9月は最愛の推し様の公演のチケットを確保できたから。

それを灯火にして日々を淡々と生きる。

それから、
余裕がなくてすっかり実感が湧かなかったけど、実は4年くらい抱えていた借金を完済したのでした(祝・その金融会社からも退会完了しました。)

推し活などせずにいたらもっと早くに返せていたのだと思うけど、器用に両立させて完済してしまった、、。謎の経験値。

このおかげでお金の余裕もなく今の仕事を続ける他なかったわけですが、
今や続ける必要性もなく、、
仕事もいつでも変えられるようになりましたとさ。
新しい局面に向けて今から準備しておこうと思う。